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意東小学校のシンボル

意東小学校のシンボルは、有形無形の中で多々あると考えますが、有形のもので大きなものとして玄関の石庭があります。現在は下のような姿で、来校者を迎えていますが、この石庭にはやはり学校の先達や地域や保護者の皆さんの大切な願いが込められているのでした。

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当時の旧校舎において、昭和42年度の6年生保護者から卒業記念の寄贈としてこの事業は始まりました。

当時の玄関にはすでに「学校のシンボル」としての彫塑が設置されていました。まずは、これを中庭に運搬する作業から始まりました。

次は、石出しの作業です。石のふるさとは、高丸地区です。下の写真は年末時で作業の無事を祈ってお神酒をいただいているところです。このときは、大雪となったため、雪解けを待って作業を再開することとなったようです。この写真に対して「春らしさと卒業記念の寄付という明るさがこの写真にわきでてくるようだ。」と記されています。

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いよいよ運搬です。しかし、このとき用意されたトラックでは石が大きすぎて運べなかったようです。

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再度、運搬作業です。

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この作業は2日間もかかったようです。このときの作業について、「学校にいただくことになったこの石、高丸の入口のなだらかな山のふところに何万年か風雪にさらされ、人の目にふれたこの石。今日からは、学校へ。高丸から永久にさようならをする。」と記されています。

 

学校への搬入です。

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トラックからおろされた石は、三叉という道具を使って、微調整されて設置されます。

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このときの記録によりますと、このとき設置された石は、6tのものが1つ、4tのものが2つ、2tのものが4つとあり、大きい順に、父、母、兄、4人きょうだいとあります。ちなみにこの「兄」とされている4tの石の裏面には、寄贈された皆さんの名前が記してある銅板が埋め込まれています。

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この写真は、当時の校長先生と業者の方。そしてPTA役員の方々です。

この石庭の記録の最後に当時の校長先生の文章が書きとめられています。以下、ご紹介します。

 

 「石庭の位置を玄関わきに決定して、教育委員会で福田教育長の了解を得て作業にかかる。

 PTAの誠意、先生方の協力・努力、PTA役員ご尽力、業者の方の作業の熱意でこうして大きな卒業記念品を頂いたこと、町長、教育長のご理解と関心を頂いたことを有難く、厚く御礼申し上げます。

 いつまでも本校の思い出として、学校のシンボルとして、子供たちの心に郷土、学校を愛するものとなることを確信いたします。いつまでもの記念となることを期待して、このアルバム、写真撮影、記事、編集を私(校長先生のこと)がいたしましたが、後世の方々で記事の書き込みを頂ければ喜びます。

 感謝いたします。  昭和43年3月19日卒業式当日」

 

この校長先生は、第24代の校長先生です。現在(令和2年度)が、43代目ですから、隔世の感がありますが、白黒の写真でしか見ることなかったこの校長先生が、とても近く感じるとともに、大きく、力強く、そして優しく意東小学校へ語りかけてくれているようにも感じます。

石庭は、校舎移転がなされ、改築がなされても、現在も学校の玄関にあります。ぜひ、皆さん石庭のようすを見に来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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