第2回 学園教育推進会議
2月21日に,鹿島ふれあい学園第2回学園教育推進会議を開催しました。
雪がちらつく中での開催ではありましたが,学園教育推進会議委員の皆様,そして学園の各学校・幼稚園・保育所の代表の方々に,佐太小学校にお集まりいただきました。
会議では,鹿島ふれあい学園の事業報告 及び「鹿島の子どもたちのコミュニケーション力」をテーマに協議しました。
事業報告の中では,学園の子どもたちの学習活動に地域ボランティアの方々が支援していただいている様子やふるさと教育の実践について,地域学校協働本部より画像提示してもらいながら発表していただきました。
「鹿島の子どもたちのコミュニケーション力」については,特に「あいさつ」を話題にしました。
「毎朝」「決められた場所(例えば昇降口等)」「親しい仲間内」では,進んであいさつができる子どもたちのようですが,校内で出会う来校者に対して,または地域の中など,様々な場面で「自ら」進んであいさつをすることは難しいようです。
「あいさつ」一つでも,子どもたちが安心して生活しているか,自己肯定感が高いかなど,大人が子どもたちの生活する居場所としての環境を見直す必要があるのではないか,というご意見もいただきました。
そのためにも,幼児教育と小学校・中学校へ,安心して持ち前の力を発揮できる接続のあり方について考えていく必要があると確認し合うことができたと思います。
コロナ禍の中,校種を超えたかかわりが制限されていましたが,来年度に向け,交流の場についても工夫し,学園で育ち合う学び合う場を積極的に計画していきたいと思います。