松江市立学校人権教育訪問
人権教育の市の学校訪問として、2年生の道徳の授業を公開しました。松江市から指導の先生にお越しいただき、まつえ天神川学園の研修を深めました。
地域の人権教育関係者の方、幼稚園・保育所からも多数参加いただきました。こどもたちは授業公開日のようにたくさんの大人に囲まれてドキドキの様子でした。
授業では、読み物資料を使って「友情・信頼」について学びました。日々の生活の中での友だちとのかかわりについても考えを広げました。
集中してノートをとったり、進んで手を挙げて発表したりと、意欲的な姿がたくさん見られました。友だちと仲良くしていくために大切なことについて、読み物資料の登場人物の気持ちや行動を通してじっくりと考えました。
ペアやグループで考えを伝えあう場面もあり、友だちの意見を聴いて自分の考えを深めていました。「みんなでたのしくあそびたい」「ないているひとにこえをかけてあげる」など自分の生活へと考えを広げて話し合いました。
話す人のほうを向いて聴いたり、「〇〇さんに付け加えて・・・」と発言をつなげたりして、友だちの考えを大切にする気持ちも伝わりました。道徳の学習からの学びはもちろん、学習に向かう姿勢や日々の学級の中でのかかわりからも人権について再認識をする研修となりました。
参加された方からは、「大人でも考えさせられる内容だった」「友だちとなかよくするために大切なことの意見がたくさんあって素敵だった」と感想を寄せていただきました。また、研究協議でも様々な視点から意見を交わしました。指導主事・指導講師の先生からも熱心にご指導いただき、人権教育について学びを深めることができました。ありがとうございました。