9/17(水)と10/1(水)の両日、それぞれ2年1組と2年2組の道徳の時間に、「自分自身に誇れる生き方とは」を主題にした授業を行いました。

 両日とも、この授業を研究授業として実施し、三中教職員の参加に加えて、松江市内の中学校・義務教育学校からも多くの先生方に参観いただきました。

 今回の授業者は、両時間とも嵯峨根教諭が担当し、陸上競技の世界大会におけるドーピング問題を扱った「本当の私」を資料として授業が進められました。

 主人公が、優勝したい一心からドーピングを行ってしまうこと。しかしながら、その後の自責の念と、自身に恥ずかしくない生き方をしなければという決意のもと、勇気を出して自分が犯してしまった罪を告白し、「本当の私」を取り戻すまでの険しい道のりについて、主人公の立場で考えたり、自分自身であったならば・・・という視点でも考えたりと、学級の中でそれぞれの考えを交流させました。

 難しい選択をした主人公の気持ちに寄り添った生徒たちでしたが、「自分もこのように正直に告白できるだろうか・・・」、「告白しなければ一生後悔してしまう・・・」など、様々な意見が出ました。

 葛藤やジレンマの気持ちに頭を抱える生徒も見られ、真剣に取り組んでいるこどもたちの姿がそこにありました。

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