「音楽科研究授業」を実施しました
6/3(火)の5校時に、3-2の音楽の授業を音楽科の研究授業と位置づけ、松江市内各校および三中から計17名の先生方が参加して、「鑑賞」を主題材にした授業を実施しました。
授業の冒頭では、授業者の廣江教諭がこの授業のねらいと活動の見通しを生徒に伝え、その後ピアノ周りに集まり、円をつくって1曲歌ってのど慣らしをしてから、本時の鑑賞へと移っていきました。
この日の鑑賞曲は「ブルタバ」。チェコの作曲家B.スメタナによる有名な管弦楽曲です。曲の印象的な「主題A'を聴いて、その主題からイメージされることを考えてみよう。 ~音色・旋律に着目して~」を、おもな学習課題として、タブレット端末に保存してあるいくつかの当該主題を繰り返し聴き比べながら意見を伝え合ったり、友達の意見に新たな気付きを得て感心したりと多様な学びの姿が垣間見えました。
その中で、ある男子生徒が「ツンツンというフレーズが印象的。不思議な森の中にいる感じがした。」と発表し、あらためてクラスで聴き直してみると、たしかに「ツンツン」と聴こえる印象的な弦楽器のピッチカートが随所にちりばめられており、クラス全員が大関心する場面は、まさに「目からうろこ」でした。
協働的な学びを通して生徒自らが様々なことを発見し、考えや思考を深めていくことを実感する授業となりました。