そもそも避難訓練を「訓練とおもうなよ~」と大声で伝えていますので、日体大の集団行動か!って錯覚する、乱れのない「激動の7分10秒で700人集団移動」についての記録写真は撮れません。読者の皆さんにはこの避難訓練前の「ほんわか写真」から、想像してもらいたいと思います。・・・この写真撮影後すぐに。

 生徒目線実況。先生から説明を受けてわかっているのに「突然」ベルが鳴って、しかもちょっと想定よりも音量大きくて「ドキ~」ってなる。でも周りにその「ビビった」感を悟られないように静かに放送を聞く。教頭先生が予定通り1回目の放送をしてる間はなぜか天井を見るかスピーカーを見がち。放送が終わると、チラッと担任の先生の表情を観察してみる。(なにか言われるのかな?やっぱり口の前でシーって人差し指を縦にしているだけ)そして(予定通りだけど)案の定、2回目の放送が始まる。いよいよ避難だ。笑いかけてくる友達を全員無視してもいい瞬間。そしてその友達に口の前でシーって人差し指を縦にしてやる。世の中が味方。先生が「押さな~い。走らな~い。しゃべらな~い・・・。」ってさっき黒板に書いてた言葉を叫んでる。ここで一番の難関。それは階段。前の人のスピードに合わせなきゃ。踏み外さないように足元をしっかり見る。たまに滑りそうになるがそこは絶対耐える。外だ。暑い。でも走りたい。だって満員の地下鉄電車から解放されて地上に上がってきた気分。スリッパで走れる「土足で外OK」な唯一の時間。ある意味気持ち良し!、、13、14、、点呼されて座った。まぶしくて良く見えないけど何やら先生方が静粛に報告している。真剣だ。命を守る訓練だからか、緊張感が伝わる。激動と静粛・・・7分10秒。私気づいたら真剣。

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