子どもの豊かな発想力(1年)
本日、各学年を見て回り・・ふと足を止めたくなりました
1年生の算数です
子どもたちが担任の先生とやりとりをしていました
担任「このお皿になにがのっていますか?」
子ども「メロン」
子ども「バナーナ」(英語で)
子ども「アッポーペン」(英語で)
担任「ペンものっていますか?」(笑)
子ども「アッポー」
子ども「りんご」
担任「そうですね・・・・おいしそうな果物がおいてありますね」
担任「では、みんなに聞きます・・・どれがおおいかなぁ」(電子黒板のふきだしがでる)
子ども「メロン!」
担任「どうしてメロンがおおいと思いましたか」
子ども「おおきいからおおそう」
子ども「みかん!」
子ども「りんご みかんよりおおきいから」
笑ってしまい・・・つい授業に引き込まれました
いつもながら子どもは天才だと思いました
わたしたち大人は、「みかん」と答えますよね
子どもの視点でみるとそうではないのですよね
さらにこの後、並べたらよいという展開になります
そして、上の図が示されています
これ見たら・・・みかんが多いと思うのが大人ですよね
子どもは違います
子ども「これでは数が比べられない」
子ども「みんないっしょだよ」
子ども「下の線がばらばらだからわからん」(それぞれの果物の下の部分)
子ども「間がばらばらだからわからない」
子ども「同じ大きさにせんといけん」
といような話し合いになりました
(私の心の中ではもう大笑いです 子どもの発想や豊かさを感じます)
そして、上の絵が登場しました
子ども「メロンが小さくなった」
子ども「みかんが大きくなった」
赤で個数を塗るように担任が指示して、この時間を終わりました
子どもの考える視点は様々です
本当に子どもは天才だなぁと思いました
豊かな発想を見習いたいと思いました
そして、それを引き出すために電子黒板という便利なICTがあるのだなぁと教師として思いました
1年生さん・・・すごいです
(文責:校長)