研究授業その2(3・4年国語編)
今日は、研究授業その2です
先週(11月19日)ですが、3・4年生の国語がありました
3・4年生はご存じのとおり、複式学級ですごしています
いっしょに学習することもあれば、別れて学習することもあります
同じ教室で学習する場合もあれば、違う教室で学習する場合もあります
この授業は、同じ教室で学習し、担任の先生が3年にいったり、4年にいったりして学習を教えています
3年は「モチモチの木」4年は「ごんぎつね」の物語を学んでいました

まず、この時間の流れを、それぞれの学年の子どもたちに示しています
そうすることで、自分のすることがよくわかるようになります
(学習の流れがあると見とおしができて子どもたちに安心感を生むと言われています)
3年生は以下のような学習をしています
先生が流れを確認した後、子どもたち同士で音読をしています
グループで話し合いをしながら「人物像」を考えています
そこで、先生の登場です・・・グループでの話し合いを聞きながら、全体で深く話し合いのできるように言葉をかけていきます
子どもたちは、先生が4年生にいっても話し合いを続けていきます

さいごに、タブレットで主人公の人物像を打ち込んでいきます
ICTの普及で、より個別の学びができるようになってきています
4年生は以下のような学習をしています
全体で授業の流れを確認と振り返りをしています
グループで同じように音読をします
グループで話し合いを同じようにします
4年生は、話し合いながらごんの気持ちを読み取っていきます
上の写真は、子どもたちが議論しながら・・・「うーーーーん」と考え込んでいる写真です
私にとって、この写真はとてもいいショットです(子どもたちは主体的・対話的で深い学びをしているからです)

このチームも、対話しながら「ごん」の気持ちを考えています
対話を聞いている子どももいますが、それはそれ・・・頭の中で考えています
先生は、全体的にグループの話し合いを聞きながら言葉をかけていきます
いったりきたりの大忙しです
まとめに入りましたが、先生の判断で、まとめきれないところは次の時間にしました
これも子どもたちの話し合いを見ながらの判断です
複式学級は、子どもたちがどうしても主体的に進めていかなければなりません
えともっ子は、この時間をみてもわかるように真剣に学んでいます
そういう子どもたちに感心して授業を見ました
(次回は、5年生の授業を紹介します)
(文責:校長)