平和への思いを感じて
令和6年10月3日
6年生の平和学習として地域の方を講師に招きお話いただきました。
今回資料としたのは、講師さんの亡くなられたお父様が残した記録です。
21歳の若さで出征した当時のことや、軍に入隊した時の様子などが綴られています。記録のタイトルは、「あゝ わが青春の軍隊生活の記録」と書かれています。「『あゝ』という言葉にどんな思いが込められているのか、考えてください。」と、最初に言われてお話が始まりました。
記録を書かれたのは60歳ごろのことだったそうですが、「入隊当初の記録までで終戦までのものは書かなかった。思い出したくなかったようだ。」という言葉に、戦争の悲惨さや当時の辛さを想像し、胸にグッとくるものがありました。
お話を聞きながらたくさんのことをメモしていた6年生、授業後に一人一人が感想を書きました。
修学旅行まで2週間、休み時間に千羽鶴を折る姿を見かけます。本庄の町からも「生きて戻ることはないだろう。」という思いをもち戦争に出かけた人がいたこと、その当時の様子を知ることができたこどもたちは、「平和」への思いを強く持ち平和公園、原爆資料館へ出かけます。