北部は、島根半島の主峰枕木山の山裾に広がる平野であり、南東部は景勝中海に臨み大根島の彼方に大山を望む。西は、宍道地溝帯の鞍部をこえ松江市街に至る。

 出雲国風土記の『手染郷』(たしみのさと)の地名は、『手角』として残っている。他に、風土記所載の地名も多い。昭和30年3月10日松江市に合併。農林業を主とし、中海漁業に支えられた地域であったが、近年は地区外への通勤者が増加している。

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