今年度ご指定をいただいている、「学校図書館活用教育研究事業」の授業研究会を本校で開催しました。

市内外より約70名の方にご来校いただき、研究実践を提案し、共有いたしました。

 本校の研究テーマは、

「自分の考えをもち、仲間とともに探究する子どもの育成 ~国語科を軸に、ラーニング・コモンズを活用した探究的な学びの実現に向けて~」

と設定しており、4月から研究を進め、子どもたちの学ぶ環境を整え、実践してきたことについて、中途で提案いたしました。

 公開授業は5年生の国語科説明文「和の文化を受けつぐ ー和菓子をさぐぐるー ~和の文化の魅力を発信しよう~」の単元のうちの1時間でした。

 既にこのホームページでも紹介いたしましたが、「和の文化ツアーズ」を導入に、和の文化に課題意識をもった5年生は上記説明文の文章構成を押さえながら、本文を読み、和の文化を受けつぐことの大切さを筆者から読み取っています。そして、学んだ文章構成を活用することも含めて、導入で自分が選んだ和の文化のテーマについてリーフレットを作成し、伝える活動に向かうという学習活動です。

 本時は、各児童がテーマについての「定義」がわかる情報を図書館の資料を使って、情報カードにまとめる内容でした。

 事前に学校司書により書籍がまとめられ、子どもたちは、司書教諭の助言のもと、スムーズに資料を手にとり、カードに記入することができていました。また、多くのお客様がいる状況の中でありましたが、目的に向かって学習や作業を進める様子が見られました。

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 導入により課題意識の高まりが生じていることやリーフレットで表現していくという目的があることにより、子どもたちは意欲的に情報を探し、主体的に学習を進めていました。

 「定義」に関わる情報はリーフレットでは序論の部分にあたります。手立てとして序論に関わるところは、青い紙にしてあり、このことも子どもたちの情報の収集のしやすさにつながっていました。

 授業後の研究協議では、担任、学校司書、司書教諭の関わりや、組織的にマネジメントすることの重要性について等、指導助言者のご教示のもと、共有を図りました。

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 図書館活用を行うためには、単なる調べ学習でなく、授業段階において、問いや課題をしっかりともち、探究に向かう授業づくりの構築がまず大切です。そういった主体的な学習の過程に図書館の活用を行うことが、学びを高めるために、今も昔も変わらない有効な手段であると感じています。

本校研究の視点とする、

〇「探究のガソリン」(原動力)...「出合わせ方」の工夫、単元構想の工夫、ラーニング・コモンズの情報資源の活用など

〇「探究のエンジン」(動力、高まり)...自分の考えをもつ場と表現の工夫、「伝えたくなる」場の工夫など

これらのことを、引き続き日常化できるようさらに研修を重ね取り組んでいき、図書館活用がしっかりとした手段となるよう引き続き積み上げ、子どもたちにとってのよりよい学びの環境を作っていきたいと思います。

 ご指導いただきました、県教育委員会義務教育推進室 多久和企画幹様、そして、ご来校いただいたすべての皆様に感謝申しあげます。

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