6年生「松江城を攻めよう」
6年生が雨の松江城に出かけました。
雨ではありましたが、駐車場は満車。松江城は観光地なのだと改めて実感していました。
雨にも負けず、さっそく講師の先生のお話が始まりました。松江城大好きな校長としては、わくわくして聞いていました。
まず、馬溜りに入ると、正面に15mの石垣がそびえ立っていました。
また、向きを変えて見ると少し低い石垣。今は石垣しか残っていませんが、そこには大きな門があったのです。講師の先生から「見えないものを見てみよう」と言われ、足元の礎石や石垣から今はない門を想像しました。
その後、石垣を何か所か見て、その歴史や背景にあることを聞かせていただきました。
二の丸、本丸と上ってきました。すでに何度も攻められています。あらゆるところに攻撃の仕掛けがあり、敵を拒む作りが徹底されています。実際に戦はなかったものの、堀尾吉晴の城作りのうまさが至る所にありました。
午後は松江歴史観に移動して、館内の資料を中心に松江城や松江藩のくらしなどを教えていただきました。
こどもたちは、講師の先生のお話を集中して聞き、学校で学んだことをつなげて考えていました。
雨にも負けない学びの姿勢を、講師の先生から何度もほめていただきました。
6年生は現在、「未来の松江」について学習しています。松江城を生かしたこれからの町づくりを具体的に考えている子もいます。かつては強さの象徴であり、民衆を守る役割もあった松江城ですが、これからも松江の大切な宝物として大切に守っていきたいと思います。