社会科見学4年生
4年生が「住みよいくらしをつくる」の学習で,鹿島町内にあるエコクリーン松江と西持田リサイクルプラザに見学に出かけました。
私たちの生活で必ず生まれるごみ。その行方はどうなっているのか,その先の仕組みやそこで働く人の仕事,仕事に向かう思いなどを学びます。
まずは,西持田リサイクルプラザに行き,ビン・カン・ペットボトルのリサイクルの仕組みなどを見せていただきました。
そして,エコクリーン松江に移動し,いわゆるごみの処理のようすを見せていただきました。
ここでも,ていねいに説明をしていただきました。
子どもたちはお話をしっかり聞いて,メモをとりました。
今後は新聞等にまとめていきます。
職員の皆様には一つ一つていねいに説明をしていただきました。
また,4年生の質問にも分かりやすくお答えいただきました。
ありがとうございました。
現在はエコクリーン松江という名称ですが,かつては環境衛生組合北工場と呼んでいました。それに先立って作られたのは南工場でした。現在の松江南消防署のあたりにありました。私が小学生のころに完成し,ごみ処理の熱を使って温水プールがあったり,焼却後の煙を無害な水蒸気に変える仕組みがあったりしました。私事になりますが,父が勤めていたので,当時その説明を何度も聞いていました。ごみの分別をきちんとしろと,繰り返し言われたものです。父が宿直の時はついて行って施設を見せてもらったり,温水プールを一人で泳いだりしていたのを覚えています。
つまり50年ほど前から松江市のごみ処理の施設はどんどん変わってきているのです。現在は焼却の能力がさらに向上したり,施設の機械化が進んだりしています。ただし,ごみを出すのはやはり一人一人のモラルに委ねられているのは50年前と変わりません。私たちの生活のその先をいつも考えながら生活していきたいです。