手を使って考えよう!(100玉そろばん)

1年生の算数では、「いくつといくつ」で補数の考え方を学びます。例えば、「9の中に4と5がある」という考え方です。

大人ではパッと補数が頭に浮かぶ人が多いと思いますが、数を習いたての1年生にはむずかしいです。

そこで、100玉そろばんなどの道具を使い、自分で玉やおはじきなどで操作をして、そのイメージをしっかり学んでいきます。

大きなそろばんで、みんなで数を声に出して確認しました。

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その後、自分の席に戻り、自分の力でそろばんを操作しました。

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そろばんを使って、問題を解いて、自分で数を書きました。

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問題を解いたら、先生に確かめてもらいました。

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できたら「やったー」、違っていたら「えっ」とちょっと残念そうな感じになりますが、その場合でも再度のチャレンジで、しっかり考えることができました。

繰り返し繰り返し練習し、確実な補数がすぐに言えるようにすることで、今後のたし算やひき算の学習がスムーズにできます。

簡単そうで簡単ではない、算数の計算の学習の大きな一歩です!今、すぐに補数が言える人は、きっと1年生の時の先生が、丁寧に練習をしてくださったのでしょう。自分の手を使って操作し、玉の動きと組合せのイメージをしっかり頭に入れていくことが大切です。端末で動画を見るだけでは身につきません。

今の時期にこそ丁寧に取り組んで、今後の様々な計算や暗算ができるようにしていきます。

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