金融経済教育に挑戦しました!
2025年12月16日
金融商品や投資などの話題が身近になってきているこの頃ですが、そのような社会にこどもたちは生きていきます。
そこで、株式会社山陰合同銀行さんに「金融経済教育」をお願いし、3人の方に来ていただき、6年生が学習させていただきました。
最初に、いろんな国の国旗と国名、通貨単位について教えていただきました。お金の話を通して、視野が世界に広がりました。
そこで、ニュースなどでよく聞く「円高・円安」の言葉について学びました。通貨交換において、現在は変動相場のため、1ドルを約360円で手に入れていたこともあれば、約80円の時代もあることを知り、円の価値が高いことを「円高」その反対を「円安」と言うことを聞きました。しかし、「円高」では円の数字が小さくなるということが、分かりそうで分かりにくく、何度も丁寧に説明していただきましたが、理解するのに苦戦しました。
そこで、自分が輸入する業者のつもりで、相場を見ながらいつ外国の商品を仕入れるかという「輸入体験ゲーム」をしました。
円相場はサイコロを振って決まるというゲームで、どのタイミングで購入するかという判断力が大事でした。そのサイコロの目で自分の損得が決まると考えると、そのサイコロを振るのにとても盛り上がりました。円高になる方がお得ですが、購入を終えた人は円安を願うという、そんな場面もありました。

今回は円高が進んで行く流れでしたので、最初の方で購入した人は300円近くを費やしましたが、勝機を待って購入した人はその半額で済みました。変動相場をどのようにしてやりくりするかというシミュレーションを通して、得したり損したりという実感を得ることができました。
ゲームをすることで、分かりにくかった言葉の意味や、どこでやり取りをするといいかを、自ずと理解してきました。その後、実際の株価のお話もしていただき、金融や経済の話に興味や関心を持つことができました。
ゲームをして楽しく勉強できた。
円高、円安という言葉の意味を理解できた。
将来、実際にこうしたやり取りをしてみたい。
という感想を持ちました。
これまであまり興味をもっていなかった金融関係の言葉を、今後はニュースや新聞等で聞くたびに、その動向について関心を持つことができると思います。