盲導犬が、教室に来ました!

3年生教室に、目の不自由な方に来ていただき、日常の生活の様子や感じたり考えたりしておられることをお聞きする機会を持ちました。

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みんな、盲導犬に興味津々です。

盲導犬になるための訓練をして合格した犬が、10歳になるまで務めてくれるそうです。

授業中は、ずっと目の不自由な方のそばで待機し、まったく動き回ったり吠えたりしませんでした。いざという時はきちんと道を案内できるように待っていました。

しかし、仕事が終わると、走り回ったり寝たりなど普通の飼い犬のようになるそうです。

そういう普段の姿が想像できないくらい、静かに姿勢よく過ごしていました。

乗り物やお店、宿泊施設などの利用においても、盲導犬によって行くことができるそうですが、盲導犬についての理解が得られず入店等を拒否されることもあるそうです。それでは、目の不自由な人は困ってしまいます。盲導犬の大切さについて、法律でも定められているので、きちんと知っておくことが必要であるとお話していただきました。

また、盲導犬のことだけではなく、白状や点字ブロック、スイッチ等にある点字、横断歩道や駅などの入り口で鳴る音の合図などについても教えてもらいました。こうした工夫によって、生活上の困難が軽減され、助かるそうです。

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最後に、盲導犬と触れ合うこともできました。やさしそうな眼が印象的でした。

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お帰りの際には、玄関まで、みんなでお見送りをしました。

今回のお話を聞いて、だれもが幸せに過ごすためにどうしたらいいのか、さらに考えていきます。

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