下水道について学びました!
2025年07月11日
4年生は社会科で、「水はどこから来てどこへ行くのか」を調べながら、生活に身近な水道をもとに、公共施設やインフラについて勉強しています。
今日は、そのまとめとして、島根県下水道推進課の方に教えていただきました。
一人当たり1日に使う水の量は500mlペットボトル500本分で、浴槽1回分だそうです。
その水を、魚が住めるきれいな水にして川などに流すには、5000倍以上で薄めないといけないそうです。
そこで、必要な施設が下水道と下水処理場になります。1l中に200種類2億匹の微生物が、24時間をかけて汚れを食べ、きれいにしてくれるそうです。
家庭からの汚れた水、微生物が食べている最中の水、処理が終わった後の水を、実際に用意していただき、見たり臭いをかいだりしました。汚れていた水が、とてもきれいになっていて、微生物の力、自然の偉大さを感じました。
動画で、実際の施設の様子も分かりました。
また、ティッシュペーパーとトイレットペーパーの水の中での様子も実験しました。
ティッシュペーパーは塊になるので、管が詰まってしまうことが、はっきりと分かりました。
その後、実際に来待小学校からどのように汚れた水が移動していくのか、写真を辿りました。
見たことのあるおなじみの景色の中に、注意してみるとマンホールがあり、その下を下水管がずっと下水処理施設にまで進んで行くことが分かりました。田んぼの中にあるピラミッド型の建物が、来待の下水処理施設だったんですね。
学校内での排水の様子を調べたうえで、学校外の様子も分かり、問題が解決しました。
学習の修了証とパンフレットもいただきました。
これまで何気なく水を使い、流していましたが、これほどまでに大きな下水処理の設備が行き届いているおかげで、私たちや生物の生活の環境を守っていることが分かりました。先日の水質調査の学習にもつながる内容でした。
自然を守るために自分たちでできること、例えば、シャンプーなどは使いすぎない、油は流さない、残り湯で洗濯する、排水口にネットをする、などに取り組んでいきたいですね。