案山子(かかし)を作りました

5月に田植えをした稲が実ってきました。

そこで、今日は、5年生と地域の方で再度体育館に集まり、案山子(かかし)作りをしました。

まず、竹で十字を作り、その後に上半身部分に服を着せてから藁(わら)を詰めていきました。その後、下半身部分に藁を詰めてズボンをはかせていきました。その後に顔を作りました。

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結構、サイズが大きくてびっくりでしたが、次第に人の姿になりました。

顔がかわいらしくできあがって、達成感のある楽しい活動になりました。

案山子ができあがったら、次は藁があるので「より」に挑戦しました。

まずは6本の藁を膝で押さえて3本ずつに分け、それぞれを左右の手に持って、手でねじっていきます。これをずっと繰り返して、最後に組み合わせて2本の指にまきつけて丸を作って、丸の中に残った藁を入れて完成です。

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地域の方に手伝ってもらいましたが、これは難しかったです。昔の人は、これを普通に作っていたと聞いてびっくりしました。コツをつかんで、上手によることができる人もいました。技が伝承できるかもしれません。

米作りのための案山子作りや、藁をよることで生活に活かしていく工夫が、こうして昔から引き継がれていることに思いを馳せることもできました。

この案山子は、今、田んぼで米を守ってくれています。

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