和楽器にチャレンジしました!
2025年09月24日
しまね文化芸術体験事業を活用して、島根県三曲連盟 現代邦楽合奏団いとたけ さんより7人の講師の方に来ていただき、5年生と6年生が箏と尺八を体験しました。講師の方には、地元の方もいらっしゃいました。
箏はとても大きく、持ってきてセットしていただくのも大変で、早くから学校に来ていただき、準備してもらいました。
専用の爪を指先につけて、弦をはじくと、箏ならではの音が響きます。
個別に教えていただきながら、全体として少しずつ曲らしくなっていきました。
尺八も体験しました。
講師の方は、リコーダーのように簡単に演奏され、竹ならではの音色が響きましたが、いざ体験すると、息をいくら吹きかけても尺八本来の音がしません。スースーいうだけで悪戦苦闘しました。たまにそれらしい音がする人もいましたが、思った以上に難しかったです。

体験だけでなく、4年生も一緒になって鑑賞の時間も設けていただきました。
体験後に講師の方の演奏をお聞きすると、その音の響きに、その技術のすばらしさに、ただ静かに耳を傾けるばかりでした。
尺八や箏が奏でる邦楽は、日本の伝統的な音楽でありながら、身近に触れる機会があまりありません。こうして直接に触れることで、その雰囲気と響きのよさにあらためて気づくことができました。