公開授業とすこやか委員会を行いました
2025年10月02日
こどもたちが楽しみにしている公開授業がありました。
久しぶりの公開授業で、昼休みぐらいから、だれもがソワソワしていました。
今回は、人権教育と性に関する指導を視点に置いた授業公開でした。
●1年生 学級活動「すきないろはなあに」
ちがいについて考えることを通して、一人一人の好きなものを認め合う大切さや、性別に対して見方や考え方を固定しないことに気づく内容でした。
●2年生 道徳「およげないりすさん」
泳げないことで遊べないりすさんと、どうすれば遊べるかを考える動物たちの姿を通して、違うところがあっても仲良くすることの大切さについて考えました。
●3年生 学級活動「いのちのつながり」
胎児の成長と出産の様子から、母親の力を借りながら、自分の力で生まれようとするたくましい生命力を知りました。
●さくら・たいよう学級 自立活動「大切な心と体を守るために」
自分の体の大切さを理解し、自分の体を守ることと、他人の体も同様に大切であることを学びました。
●4年生 学級活動「LGBTQから考える」
LGBTQについて知り、多様性についての理解を深め、差別や偏見をなくすための意欲を高めました。
●5年生 学級活動「自分らしく」
女の子なら、男の子なら、と社会的文化的に作られた性の違いにとらわれず、自分の周りや人をもっと自由な目で捉え直し、自分らしく生きることについて考えました。
●6年生 学級活動「友達のよいところを見つけよう」
友達のよいところやすばらしいところを思い出したり考えたりすることを通して、互いに認め合うことの大切さに気づくことができました。
保護者のみなさんに今日の学習の様子を見ていただいたことで、これからのこどもたちの生き方について、一緒に考えていきたいと考えています。
その後、「来待すこやか委員会」を行いました。高学年のこどもたち、保護者、教職員で、
出雲市の嘉村医院 院長 嘉村正徳 先生に
「しっかり寝ると 朝 元気 ー 眠りと生活習慣病」についてお話を聞きました。
生活習慣病の恐ろしさについて、病院での実際からお話しいただき、それを予防するための生活のあり方を、プリントを使いながら振り返ってみました。
事前にアンケートを取っていただき、「遅寝、長時間のメディア使用の傾向がある」と診断されました。全学年にわたって朝、元気がない人がかなりいるのではないか、とご指摘いただきました。その生活習慣により健康が将来に向けて壊されていくこと、そして、元気よく過ごすための注意点を、からだのつくりを説明していただきながら、教えていただきました。
ユニークで面白く、笑いながら聞くことができましたが、後になって笑えない話だと感じることが多々ありました。
これらの内容は、こどもたちだけでなく、大人にも通じる内容で、あらためて自分自身がその危険性を知って具体的に生活習慣を整えなければならないという意欲をもちました。
最後に、「元気の呪文」を教えていただきました。おかげで、日々の生活において今日のお話を思い出し、少しずつでも実践できると思います。
「朝から元気!」の来待っ子を、目指しましょう!