3.11
3月11日(火)
14年前の今日、2011年3月11日は、東日本大震災が起きた日です。この地震によって、大きな津波や各地での大火事、原子力発電所の爆発事故など、広い範囲にわたってとても悲惨なことが続きました。ここ数日、岩手県の山火事が大きなニュースになりましたが、場所によっては、東日本大震災の時と重なり、再び同じように大きな被害を受けた地域もあります。
大震災が起きた14年前は、日本がたいへんなことになったと世界中で大ニュースになりました。また、14年たった今でも、生まれ育った自分の故郷に帰ることができず、寂しい気持ちを持ち続けながら暮らしている方々もたくさんおられます。
学校では、半旗を掲げるとともに、校内放送でこの震災について触れ、全校で黙とうを捧げました。震災で亡くなったり、大きな被害を受けたりした人たちのいろいろな気持ちを想像し、自分や周りの人たちの命を大切にするということはどういうことか、一生懸命生きるということはどういうことか、など本気で考えてみることを呼びかけました。
地震が「いつ起きてもおかしくない」ということは、「いつか起きる」という意味ではなく、「今起きてもおかしくない」ということです。そして、地震は学校で起きるとも限りません。大人がそばにいないときに起きるかもしれません。日頃から、もしもの時のことを思い浮かべて、「自分の命は自分で守る」という強い気持ちをもち続けて行動してほしいことを繰り返し話したところです。
どうかおうちや地域でも、テレビのニュースや新聞を参考に、話題にしてみてください。