CBT
CBTとは、Computer Based Testingの略で、簡単に言いますと、パソコンを使って行うテストのことです。文科省の方針でも積極的に運用されており、今年度は、中学校の全国学力調査の理科で実施されました。今後、このCBTは拡充され、中学校はもちろんのこと、小学校の学力調査でも実施されることとなっています。
本校においてもこのような「流れ」の中で、CBTへの対応を進めていく必要を感じています。もちろん、紙媒体でのテストやワークシートは大切にしていきますが、だからといって、CBTを排除することは不可能ですので、適切に運用していきたいと考えています。今年度は、とりあえず、高学年の理科と社会科で導入していきます。学年学級により運用方法を検討しながら実施していきますので、また別途ご案内をしていきます。
今日は、5年生で理科のCBTが行われていました。こどもたちは、初めての経験でしたが、ログインの登録場面で少し時間がかかりましたが、みんなスムーズに取り組むことができていました。問題は、選択肢だけでなく記述問題もありましたので、みんなキーボードを使って入力していました。
選択肢の問題の正解不正解は、テスト終了後すぐにわかるので、こどもたちのタブレットに返却することができ、自分の理解の度合いを確認することができます。そして、自分が間違えた問題の復習をすることができる練習問題が個別に提供されるしくみになっています。記述問題については、教員が採点を行う必要があります。CBTのよさは、このように評価と指導がすぐにでき、その履歴が記録できるところにありそうです。
教師のパソコンでは、それぞれの取組状況が分かるようになっています。今後もよりよい活用に向けて検討を重ねていきます。