令和6年4月の大庭小日記
4月30日(火)
4月の最終日、6年生はあと2週間で修学旅行です。
日曜日は全国が注目する選挙でしたが、6年生はちょうど政治の学習をしています。
6年後には選挙権をもつことになるのですから、大切な学習です。
保護者の方の選挙についていった子どものいるかもしれませんね。
学習を進める際に、授業者が「読んでくれる人」と問いかけて教科書を段落ごとに読んでいました。
最初は、数人でしたが、徐々に手を挙げる子どもが増えました。
自分を高めるために、学習に役立つために手を挙げて、本を読む、発言をするという姿勢を6年生に育てたいのだなと感じました。
子どもたちもその意図をくみ取って手を挙げていたのだと思います。
冒頭の修学旅行や政治参加にもつながる大切な取り組みです。
当事者意識ですね。
4年生は高跳びの学習です。
足を交差させて跳ぶいわゆる「はさみ跳び」の動きを学習していました。
いろいろな動きをすることで、自分の体を思うように動かす力が伸びていきます。
自分に合った高さで取り組んでいました。
体育では、自分に合った目標に取り組むことは当たり前ですが、他の教科にも生かしていきたいものです。
3年生は、花の観察をしていました。
虫眼鏡を使ってくわしく、くわしく見ていきます。
「おしべは何本かなあ」
「1本だけながいよ」
「長いのは色が違う?」
子どもたちの会話はとても面白く、引き込まれていくことがわかります。
知らないことを学ぶことは楽しいことですね。

4月25日(木)
学校では、毎年6月30日までに定められた項目の健康診断を受けることになっています。
今日は歯科検診。校長室のとなりの会議室で行います。
当然、廊下で待つ時間があるわけですが、全く声が聞こえてきません。
学校だけでは許されるとか、子どもだから許されるということはない方がいいですよね。
病院の待合室で静かに待つことができるように、廊下の待ち時間も過ごせることは素晴らしいことだと思います。
同じように、給食はレストランのように、掃除は仕事ととして行うように日々を過ごしていきたいものです。
保護者のみなさま お医者さんに診てもらった気になるところはなるべくお早めに受診ください。
今日は校庭の樹木の剪定も行われました。
枝が道路の方にはみ出している部分を高所作業車で刈り込んでいきます。
さすがはプロというお仕事ぶりでした。
今日から家庭訪問です。
教職員と保護者の方が顔を見合わせてお話をさせていただく貴重な機会です。
お時間をいただきありがとうございます。
4月24日(水)
1年生と交流
6年生と1年生が交流会を行っています。
学級ごとですので、6年生のアイディアの内容になっているのでしょう。
説明をよく聞いて。
「だるまさんが転んだ」「なわとび」「フープ」などをグループごとに楽しみました。
全員で鬼ごっこ。6年生は速足なのだそうです。
こちらでは、2年生が1年生に学校紹介をするための調査中。
写真のとおり2年生も校長室の賞状やカップに心を奪われていましたが(笑)
それでも一生懸命次のようなメモを取っていきました。
①校長室は何をするところですか?
⇒大庭小学校を良い学校に、大庭の子どもたちを良い子にするために、一人で考えたり、先生方や地域の方と話し合ったりする部屋です。「長すぎる~」の声があったので、話し合う場所としました。
②どんなものがありますか?
⇒賞状やカップ、トロフィーに目が行きますね。よく校長先生が全部もらったの?と聞かれますが、150歳の大庭小学校の先輩たちがいただいたものですよ。
③気を付けてほしいことは何ですか?
⇒話し合いをしていることも多いので、廊下を静かに歩いてほしいです。けがも心配だしね。
1年生にいろいろな場所を紹介してあげてくださいね。
追記 「校長先生・・・150年前から校長先生だったの?」いやさすがに無理です。

ほっこりするお話
地域の方から、「歯磨きセットの落し物がありました。車で通りがかった時に見つけて、帰り道でもそのままだったので、バス停の中に置いておきました。名前は・・・」とのこと。
ありがたいお話です。
心優しい方が、住んでいらっしゃる町にある学校であることうれしく思いました。
4月23日(火)
お昼の校内放送によると今日はシジミの日なのだそうです。
なるほど、なるほど。
6年教室の前には6年生の主な出来事が掲示されていました。
修学旅行もあとひと月もありません。
今日までに学習した漢字も掲示されています。
きっと漢字当番がいるのでしょう。
6年間の漢字1026字の総まとめです。
教室の中を見ると、そんな6年生の国語は、物語文の人物関係図づくりでした。
小学校の物語は、低学年では主人公が目に見えて大きく変化します。
お金持ちになるとかですね。
これが高学年になるほど、目に見えない変化になっていきます。
心情の変化や見方・考え方の変化が起きます。
それを登場人物の相互の関係をとらえる中で考えるわけです。
6年生らしい学習です。

3年教室では早くもローマ字の学習が始まっています。
以前は4年生で学習していたのですが、今やローマ字入力は必須ということで3年生から学習することになりました。
しかも4月です。
文字入力にもあっという間に慣れていくのかもしれませんね。
4月22日(月)
子どもたちにも、すこし、疲れがたまってきたのか、お休み多めの月曜日です。
業間休みに4年生の子が職員室にアンケートに来ました。
コーラとサイダーなど、どっちが好きかという2択のアンケートです。
同じ好みの人は質問が一つだと2分の1
質問が二つだと4分の1
4つだと8分の1・・・16分の1,32分の1、64分の1・・・
人の好みは様々で、一人一人は個性的だということでしょうね。
写真不鮮明で、アンケートの字が読めません。すみません。
4年生は役割を分担して音読発表会。
国語の教科書の最初の教材は音読を狙った教材が多いのですが、4年生の「こわれた千の楽器」もセリフが多く工夫しがいがある物語です。
なかなかの役者が多くて、楽しめました。
また、教員の声掛けに応じて、良いところを具体的に指摘し、自分たちの音読にも生かしていこうとする態度にも感心しました。
音読で、しっかし声を出せることは学習の基本となります。
学級で話し合うときにも、全員に声が届かないと整理しませんから。
自分の意見というものは、それがよい考えられた自分ならではの考えであればあるほど、詰まり詰まり、言葉を選びながら生まれですものです。
聞く側も何を言いたいのだろうと耳をそばだてる関係が大切です。
その時にも、声が届くということは第1条件としてとても大切なのです。

こちらは2年生の図画工作。
好きなことをしているところを絵に描きます。
どれもとっても楽しそうです。
低学年の良い絵はお話をしているといいます。
この子が○○ちゃんで、この子が○○ちゃんで、こっちが私。
ブランコがたのしくて、にこにこしているの。
ここにはねえ、○○があってね。そこで・・・
ちょっと話しかけてみるとたくさんお話が返ってきます。
4月20日(土)
PTA交通安全教室で自転車の乗り方の学習をしました。
5・6年生の希望者が参加しました。
警察の方、交対協の方、保護者の方たくさんの方に見守られて、安全な校庭の中での練習会です。
警察の方のお話、乗車前点検。乗車時の目視。
一本道の直進。
発進と停止。
実際の交差点での練習。
一台一台点検もしていただきました。安心です。
防犯登録をぜひというお話でした。
4月19日(金)
昨日の学力調査問題が公開されていましたので、ひとつご紹介します。
大問1⑴
ゆうまさんは、折り紙を 72 枚持っています。
ゆうまさんが持っている折り紙は、こはるさんが持っている折り紙より28 枚少ないです。
こはるさんが持っている折り紙の枚数を求める式を、下の ア から エまでの中から 1 つ選んで、その記号を書きましょう。
ア 72 + 28
イ 72 - 28
ウ 72 × 28
エ 72 ÷ 2
正解はアです。
この問題では、少ないという言葉からイの引き算を選んでしまう児童がいます。
きちんと問題状況を把握できるかが大切です。
この問題が不正解だった児童は、問題文の言葉だけで四則計算を選んでいる可能性があります。
1クラス分だけ採点してみましたが、結構いますよ。
出題の意図には、次のようにあり、2年生の内容です。
問題場面の数量の関係を捉え、式に表すことができるかどうかをみる
低学年のうちから数量の関係を絵や図で表すことの大切さがわかる問題です。
学力調査の問題は、5年生までの学習すべてから出題されます。
6年生担任だけではなく、私たち教職員は、この問題に関する児童の状況を見て、授業の在り方を考えなくてはなりません。
今回は実生活の中で算数で身につけた力が発揮できるかを問うた問題が多かったように思います。
よかったらチャレンジしてみてください。
(著作権の関係で国語の文章が省略されています。)
4月19日(金)
2年生が稲の種まきをしました。
これから稲刈りまで観察したりお世話をしたりをします。
お世話になるみなさまにご挨拶。
半分くらいの方は大庭小学校の大先輩でした。
大先輩のお手本。
専用シートに水をたっぷり含ませて・・・
種もみをまいていきます。
まんべんなくびっしりと。
その上から土をかけます。
これも平らにならして。
「いつごろお米ができるのかな」
『9月、10月頃だよ』
「ずーと先だあ」
おいしいお米がとれますように。
4月18日(木)
今日は6年生全国学力・学習状況調査です。
文部科学省によると
「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。」
ために平成19年から行われています。
全国約3万の小中義務教育学校で質の高い教育が行われるように、学力や学習状況を把握して、今後に生かすことを目的としているわけです。
学校でも、成果と課題を確認します。
さきほど、ざざっと解答用紙に目を通しましたが、ああこういうところがわかりにくいのだなあというところがありました。
(みんな真剣に取り組んでいるようです)
一方、こちらは4年生のスポーツテスト「ソフトボール投げ」
こちらは体力を測っているわけですが、趣旨は同じです。
これまでの取組が効果的であったのか、成果が上がっているのか、課題はないのかとテストするわけです。
自分の努力や力の伸びを測るのがテストの意味ですよね。
ちなみに、人間は走っても跳んでも力比べでも動物の中で1番にはなれませんが。投てき能力だけは一番なのだと聞いたことがあります。(両腕フリーな動物は珍しいでしょうが)
1年生の様子です。
校歌を音楽の先生と学んでいます。
入学式では聞く側でしたが、1学期の終業式ではしっかりと歌うことができるでしょう。
こちらは鉛筆の持ち方の学習中。
お箸の持ち方と一緒ですが、身につくには時間がかかります。
ご家庭でも嫌にならない程度に声をかけてあげてください。
4月16日(火)
3年生は社会科も理科も初めてです。
社会科では教科書の町の様子から、見つけたものを箇条書きにしていました。
どんどん見つけてノートがいっぱいになりました。
ほとんどが松江市にもあるものばかりです。
社会科は目の前に見えるものからだんだんと見えにくいものへと対象を広げていきます。
3年生は、住んでいる市の範囲で、4年生は県、5年生は全国、6年生は、歴史や政治・・・というわけです。
「ここには○○があるなあ」「この建物は何だろう?」と身の回りに興味関心を広げてほしいものです。
うれしい話
昨年から、通学班は白線の中を一列で歩いてくれていますし、このところはあいさつも随分と元気がよくなった来ました。
毎朝、校門のところにいるのですが、挨拶をさせる人ではなく、挨拶をしたくなる人でありたいなと思っています。
大庭の人権だよりでも会長さんが同じようなことを書かれていました。
先週めずらしく通学班が膨らんで白線からはみ出していたのですが、どうしたのかと声をかけると、おなかが痛くなった1年生を6年生が両側から支えてくれていたのです。
校門の近くまで来ると5年生の子が1年生の先生に伝えてくると走り出しました。
6年生はそのまま、保健室まで連れて行ってくれました。
今週は、2年生の子が走って校門までやってきて、1年生の子が転んだので私を呼びに来たとのこと。
案内されて行ってみるともう元気になっており、これも班長に付き添われて歩いてきていました。
1年生には気の毒でしたが、とてもうれしく思えた出来事でした。
4月15日(月)
今日はおおばこども広場の第1回です。
ホーム - obako2404 ページ! (jimdofree.com)
新しくホームページを作られたと聞きました。
さて、学校では、6年生が50メートル走の記録をとっています。
力強く走る姿はさすが6年生でしたよ。
陸上競技の良いところは過去の自分(自分の記録)と勝負するところです。
運動いっぱいして、速く、高く、遠くです。
それに全力で走るのって気持ちいいですよね。
次は、6年生が先週やっていた「追い越しリレー」です。
円を一周するのですが、前のチームを追い越すまでバトンを渡し続けます。
一生懸命走るところがこれも気持ちよいですね。
今日は初めてがたくさんありました。
3年生初めての習字。
「校長先生、この筆痛いです!とがっています!!」
1年生は初めての給食
エプロンが前後ろなのもほほえましいですね。
「おいしい~」
これも3年生
はじめての外国語活動
5年生、はじめての家庭科
たくさん初めてがありました。
上は学年がかわっての大きな初めてですが、考えてみれば、子どもたちは日々初めてのことに挑戦しています。
毎日がはじめてというわけですね。
4月12日(金)
毎年新学年が始まったころに「交通安全を誓う会」を全校で行っています。
この会は、平成12年の交通事故を2度と起こすまいとの気持ちで始まったと当時のPTA会長、奥原現公民館長さんがお話くださいました。
古志原交番の方にお話をしていただき、3~6年生は特に自転車の安全な乗り方について指導していただきました。
ビデオの中で、スタントマンの方の交通事故の実演を見て、交通ルールを守ることの大切さを確認しました。
1・2年生は横断歩道の渡り方を実際にやってみました。
1年生はきのうの学習が生きていましたね。
最後に代表の6年生がお礼とともに交通安全を誓いました。
心に刻みたいと思います。
4月11日(木)
良い天気でたくさんの子どもたちが外で遊んでいます。
新しいクラスで遊んでいるのでしょうか。
教職員の姿も見えます。
6年生以外は3日目ですが、教職員の中には「黄金の3日間」と呼んで、スタートの時期をとても大事にする伝統があります。
目指すは、先生がいなくても自律・自走できる自治的な学級です。
1年生はしばらくは一足早く帰ります。
安全な下校について学習していました。
明日には交通安全を誓う会もあります。
気を付けて帰りましょうね。
4月9日(火)
入学式でした。
とってもかわいらしい1年生でした。
新1年生は65人、3クラスです。前に立っている教職員は1年部5名、このメンバーで学年担任です。
先輩からは代表して6年生が参加しました。
準備や片付けも頑張ってくれました。
写真はお迎えの言葉です。
卒園式や育了式でもっと長い時間を集中していた子どもたちですから、たいていのことはできるはずです。
周りが、何にも知らない、何にもできないと考えることが問題です。
以前、知り合いの園長先生が、1年教室の様子を見て「赤ちゃん返りして甘えている」と評されたことがありました。
自戒せねばと思います。
園所で自分(たち)でできるようになったことを生かしてより成長できるように取り組んでいきます。
4月8日(月)
着任式・始業式を行い、令和6年度がスタートとしました。
転入した職員がずらり。
大庭小学校の印象はどうでしょう?
始業式の校歌斉唱。
元気な歌声をうれしく思いました。
進級の喜びを感じます。
始業式では、150周年の話をしました。
新しい伝統を創るのは、皆さんです。一緒に「誰もが大切にされる学校」を創りましょうと語りかけました。
教室でも、担任の願いが語られています。
桜吹雪の中、明日は入学式です。
桜は子どもたちを待っていてくれたかのようにきれいです。
明日はお天気だけが心配です。
4月4日(金)
あたらしい職員を迎え、新年度の準備中です。
写真は、子どもたちのよいところを引き出す研修を行っているところです。

大庭小学校の子どもの良さ、教職員の良さ、地域の良さを考えるワークショップも行いました。
ポジティブにスタートを切りました。
子どもたちのいいところ
・すなお・かわいい・元気・パワフル・切り替えが早い・素直・頼りにされたい・純粋・伸びしろがある・反応が早い・子どもらしい・感受性豊か・男女なかよし・人懐っこい・積極的・ほめるとてれる・やさしい・空気が読める・笑顔がよい・声が大きい・お世話好き
教職員のいいところ
・全員で協力できる・職員間の雰囲気がいい・助け合い・明るい・たくましい・若い人がいっぱい(気持ちも)・なかよし・教えてくれる・やさしい・思いやりがある・なごやか・困ったときに助けてもらえる・にぎやか・職員室が楽しい
地域のいいところ
・協力的(ボランティア活動など)・(地域資源が)いろいろそろっている・歴史あふれる・自然豊か
soon