R6年9月の大庭小日記
9月28日(土)
絶好の体育会日和でした。ちょっと降りましたが・・・
ご声援ありがとうございました。
9月27日(金)
明日はいよいよ体育会。
56年も頑張ってくれて準備ばっちりです。
熱い声援をお待ちしております。

9月26日(木)
校庭からスローガンがよく見えます。
今日は開会式などを練習しました。
校長の話では、運動好きな子どもになってほしいこと、体育会の後で、休み時間にたくさんの子どもが学年を超えて遊ぶ姿がもっともっと見たいことを話しました。
運動は体力だけではなく学力にも好影響を与えるエビデンスがあります。
よく遊び、よく学べとはよく言ったものです。
6年リーダーかっこよいです。
この姿にあこがれる下学年が151年目からの伝統をつくってくれることでしょう。
気温はやや収まったとはいえ、まだまだ暑い屋外で1時間を過ごした午後、1年生と2年生は授業研究を行いました。
2年生はかけざんの導入です。
ばらばらの棒を早く正確にグループで数えます。
グループ対抗戦です。
当然児童は、5や10でまとめて数えようとします。
ここから、5の6つ分とか 10の3つ分という掛け算の基礎となる考え方を発見していきます。
1年生は長さ比べの導入です。
鉛筆→ひも→ノートの縦と横→ハンカチの縦と横 を比べていきます。
ペアで話し合っている姿も素敵でした。

どちらも活動の時間をたっぷりとって学習への興味付けを行うことに成功しました。
全職員で授業を見たのですが、体験や操作活動の大切さを確認できた授業研究となりました。
これから、生活の中に○この△分を見つけたり、長さを比べたりという子がでてくれば、大成功です!!
今回は単元の導入ということで、掛け算や長さの測定の見通しをもつことが大切です。
この学習は、自分の生活や将来にどう役立つのか(価値)
この学習は、どのようにすすめてどのような発表や成果物としてまとめるのか(方法)
この学習は、どのくらいの時間、だれと、何をつかっておこなうのか(条件)
これを見通しをもつといいます。
見通しを持てると自分の学習になります。
授業が児童中心に流れるようになります。
9月25日(水)
体育会に向けて全校で草抜き(2回目)をしました。
より気持ちよく体育会に向かえます。
9月24日(火)
今日は3時間目に色別練習がありました。
6年生の力の見せ所です。

1年生 数を表す漢字です。
早くかけた子は、指書きをしています。
何度も何度も書いています。
先日読んだ本によると、早くかけた子をほめると、速く作業を終えようとする子が育つのだそうです。
(「学力は「ごめんなさい」にあらわれる」岸圭介)
1年生で平仮名を書いたり、漢字を書いたりすると、書けたこと自体を激賞しがちです。
うれしい気持ちはわかるのですが、育ってほしい姿は、丁寧に自分の字をよりよくしていこうとする姿であるはずです。
激賞すべきは、何度も指書きをしたり、消しゴムで消しながら何度も書いたりする姿なのでしょう。
これは、自分をよりよくしようとする今後の学びの姿にきっとつながります。
言葉がけは大切ですね。

この子はカメラを意識してよけてくれたのでちょっと姿勢が・・・ですが、じっくり取り組んでいました。
9月20日(金)
一週間延期していた2年生稲刈りです。
大先輩のみなさまたいへんお世話になりました。
2年生はこの後、脱穀を経ておむすびパーティーを企画しています。
初めて持った子も多い鎌に緊張しながら
刈り取った稲穂が誇らしげですね。
どんどんと刈り進んでいきます。
あっという間に刈り終わり、落穂ひろい。
はでに干して天日干しです。
保護者の方や4年生から去年まで4年生でやっていた米作りを2年生の学習に移動した理由を聞かれました。
大庭小学校でのコメ作りは、古代米の栽培を行ってきました。
歴史的な学習の広がりも期待され4年生の総合的な学習のテーマとしてきました。
この古代米は、栽培に大変世話が必要なのだそうで、昨年からは現代のお米の栽培となりました。
この機に4年生の総合的な学習では別テーマを取り上げることとしました。
とはいえ、田んぼに入りたかったなあという4年生もいますので、来年希望されるお子さんには体験の機会をと思っています。授業日とはならないかもしれませんが・・・
明日からはようやく気温が下がってくれそうです。
体育会まであと1週間となりました。
9月18日(水)
体育会に向けて5・6年生が係別会を開きました。
写真は放送係です。
協議が表舞台とすれば、係は縁の下の力持ち。
こうした仕事も一生懸命できる力が大切です。
ちなみにこのメンバーの中には放送委員会もいるのですが、本校の放送レベルはかなり高いですよ。
当日は係の動きにもご注目ください。

9月17日(火)
風が吹き 静かに散りゆく 桜の葉
6年生作、本日の第4回句会の第一席の句です。
散りゆく「桜の葉」を秋の季語としたところが、高く評価されたのでしょう。
こんな秋だといいのですが、週末は思いがけぬ大雨でおどろきました。
学校周りでは側溝に激しく散った落ち葉や泥がたまっていたり、プール横の駐車場にえぐれた水跡があったりしました。
(とはいえ、環境整備のおかげで校庭の水たまりは確実に少なくなりました。)
休日で助かりました。
近年の天候の急変には、困ったものです。
そんな中、4年生は防災の学習で公民館長さんを講師にマイタイムラインづくりを行いました。
さまざまな避難情報が発令する中で、どのような行動をとるべきかを自分で考えます。
どうするのが正解かは、それぞれですが、
今は真剣に考えること、
なすべきことがたくさんあること、
自分にもできることがあることを知ることが大切でしょう。



続いては、5年生の福祉の学習です。
福祉の2つの漢字はどちらもしあわせを意味し、
ふだんのくらしをしあわせにと覚えてほしいと講師の方にお話しいただきました。
入学説明会などでよくお話させていただくのですが、人は自分だけ幸せになることはできません。
困っている人を見ると心が痛むからです。
福祉の学習は、みんなの幸せを考える学習となるはずです。


4年生も5年生も総合的な学習の時間の内容です。
防災や福祉が大きなテーマ、探究課題となります。
これを誰かがやってくれるのではなく、自分ごととして探究していきます。
講師の熱い思いはきっと子どもたちにも伝わったはず。
導入の意欲付けはばっちりです。
これから、調べたり、見たり、聞いたりしたことをたくさんの方に伝えたいと思ってくれるはずです。
防災も福祉も共生社会の大きなテーマですから。
最後にかわいらしい写真を。
体育会に向けて鉢巻を結ぶ(結んであげる)練習です。
後ろ手で結ぶのは難しいことですから、助け合い、助け合い。

9月13日(金)
5年生は10月11日の連合音楽会に向けてパート練習中です。
島根大学の学生さんもサポートに来てくださり、頑張っていましたよ。
6年生は国語科「話し合って考えを深めよう」という話すこと・聞くことの単元の導入場面のようです。
1 休みは土曜日と水曜日のどちらがよいか
2 体育会は1日か午前中か
3 修学旅行は広島か島根か
4 毎日5時間で夏休みを10日短縮するのと今年通りだったら
5 ポイントご褒美は宿題なしかお楽しみ会か
6 きのこの山かタケノコの里か
どれも子どもの考えのようでした。
話し合いのときにはぜひ聞いてみたいと思います。
4の夏休み短縮は広島県福山市で全市一斉で行っているそうです。
ただ、最近の猛暑で見直しの動きもあるようです。
個人的には小学校は高学年でも毎日5時間が限度だと思うのですが。
実際、土曜日に授業を行っていたころは大体5時間でしたから。
6についてはこちらが参考になるかも???
9月12日(木)
午前中のうちにWBGTが31度を超えました。
気の毒ですが、休み時間に外遊びはできません。
来週はいくらか穏やかな気候となることを願います。
4年生がタブレットでスライドをつくっていたので、のぞいてみると
一人一人が選んだことわざや故事成語を調べて辞典のようなものをつくるそうです。
以前でしたら、紙に書いたものを集めて製本したのでしょうが、便利になったと感じます。
出来上がるまででも、同時進行で人が作っているものを見て参考にできるところもICTの強みです。
2年生はカラフルな島をえがいていました。
混ぜ色をしてオリジナルな色を入れていきます。
人間は100万もの色を認識できるといわれます。
色を表す言葉もたくさんありますが、とても追いつきませんね。
自分だけの色ができていますよ。
ところで、ある子がビリジアンという絵具の名前を呼んで不思議そうにしていました。
緑じゃないの?と思いますが、子どもたちの使っている絵具の12色はどれも、混色で作り出しにくい色と聞いたことがあります。
だからこそのベースとしての12色なのだそうです。
ビリジアンもまた、混色しても作れない色なのだとか。
6年生の家庭科はミシンに進んでいます。
今回もたくさん来ていただきました。


9月11日(水)
小学校時報という全国連合小学校長会の機関紙がありまして、今回、大庭小学校の実践を掲載させていただきました。
せっかくなので、こちらにも載せておきます。
よろしければご一読くださいませ。
業界紙なので表現や用語が固いのはご容赦を。
1年教室ではカタカナの学習が始まっています。
ひらがなもやっと全部終わったところですが、たくさんの文字を使う日本語ならではです。
とはいえ、中国では3500の漢字を、アルファベットを使う国では難しいスペルを覚えなくてはならないので、どの国でも文字言語を使用できるには大変ということでしょう。
「は」の文字はかぜでめくれていました。
文字といえば、アルファベット、ローマ字は3年生からです。
体育会に向けての掲示物ですが、なんという言葉になるでしょう??
9月10日(火)
6年 円の面積の応用です。
4つの考え方が出てきたようです。
図形の重なりをどう見るかがポイントです。
六年生の思考力の成長がわかる学習ですね。
同じクラスの家庭科です。
6年生は、ナップサックづくり。
たくさんのボランティアさんが来てくださいました。
本当にありがたいです。
次は、4年生の体育会種目練習です。
2本の棒でボールを挟んで進み・・・
一方がボールを投げて、もう一方がコーンで受け取ります。
これは、難しい!!
一回目は青色、二回目は黄色が勝ちました。
どこが勝つかわからないドキドキ感がいいですね。
明日の学校だよりです。
体育会のことも書いていますので、ご覧ください。
9月9日(月)
2年教室に貼ってあった夏休みの絵日記です。
葉っぱの細かさが素敵ですね。
低学年は具体的な思考段階なので、絵でも文でも一つ一つ具体的に表現します。
2枚目は同じ1年生の絵具遊び。
指導者の巧みな言葉がけ「道路ができるよ」「そこに鳥が飛んできたよ、足跡をちょんちょんちょん」「次はキツネが来たよ」で画用紙はカラフルに埋められていきます。
こうした基礎の上で詳しく描いたり、簡単に描いたり
色を混ぜたり重ねたりという技能が身に付いていきます。
木々の葉っぱは、工夫して作った色と筆のタッチで表していくようになります。
文章も同じです。
写真は新聞の記事にふさわしい見出しを考える場面。5年生
具体の記事から抽象度を上げた見出しを考えるわけですね。
9月7日(土)
PTA環境整備 大変お世話になりました。
今年度は地域の皆様にもお声がけしましたところ、たくさんお出かけいただきました。
町民運動会の際にも気持ちよく使っていただけるものと思っています。
9月6日(金)
子どもも大人も夏休み明けの1週間は長かったかもしれませんが、徐々にペースを取り戻しつつあるように思います。
体育会スローガンを給食の放送で体育会実行委員長が発表してくれました。
「VICTORY 150 ~走りぬけ 勝利の道を~」
その6年生は体育会でかっこよいバトンパスのために練習中。
ロングアングルで見づらくてすみません。
今風なのはタブレットPCで記録をしているところです。
校庭には明日のPTA環境整備に合わせて土を入れました。
盛り上がっているところが何とかわかります。
10トンでもこれくらいです。
良い環境で体育会や町民運動会を行いたいところ、明日はご協力よろしくお願いします。
8時30分作業開始です。
1時間目に1年生が国語「おおきなかぶ」のテストをしていました。
テストもなれていない1年生ですから、質問があるらしく手を挙げている子がちらほらといます。
担任もたくさん対応していて忙しそうなので、何に困っているのかを聞いてみました。
以下、私と1年生のお子さんの会話
子「この問題が・・・」 いちど書いて消した跡がありました。
私「何をぬこうとしていますかって聞いているね。何かな?」
子「かぶ」
私「それを書いたらいいよ」
子「答えのマスが大きすぎるから違うと思う」
私「(なるほど)じゃあどんなかぶだったかな?」
子「大きなかぶ」
私「それを書いたらいいよ」
子「テストの題に『大きなかぶ』ってかいてあるからそんなに簡単じゃないと思う」
私「(笑いをかみしめつつ)よく考えているねえ」
本当によく考えているんだなあと感心しました。
まもなく、前期分の成績をお渡しするのですが、当然ながら単元のテストだけで評価をしているわけではありません。
例えば「大きなかぶ」では、登場人物の行動を具体的に想像したことを音読で表現することが目標なので、そこに重点をおいて観察し評価(フィードバック)をします。
先ほどのテスト同様、すらすらと読むことだけではなく、子どもがどう考えて音読を工夫しているかが大切になります。
「思考・判断・表現=考える力」の観点の評価となります。
テストのような単一の解答の中にも、子どもたちの思考があり、それを大切にしたいと思った一幕でした。
※テストなので撮影は避けました。
9月5日(木)
1年生は、2つずつ、5つずつの数え方を学習していました。
この数感覚はとても大事です。
変化のある繰り返しで何度も練習します。
写真は100玉そろばんで練習のシーン。
カチン、カチンと珠が動く音が心地よく、子どもの集中を促します。
3年生は巻き尺をつかって1メートルを超える長さを測ります。
教室は8メートルから9メートル。
正確に測ることができたでしょうか?
だいたい何メートルくらいと検討をつけることができることも大切です。
最後の一枚は養護教諭の保健指導です。
ジュースの飲みすぎに注意・
某清涼飲料水には砂糖が50gも入っているそうです。
飲むのは水筒のお茶か冷水器の冷たい水ですね。
9月4日(水)
夏休みの作品の発表会も終わり、教室や廊下に展示されています。
ある作品を図書館の前でじっと見ている子が行ってみると、大庭の未来を考えた地図でした。
4年生なので30年後は40歳、地域の働き手の中心ですね。
自分のお子さんが大庭小学校に通っているころかもしれませんね。

9月2日(月)
校門の掲示はすっかり秋です。
朝夕は幾分涼しくなってきたようです。
始業式では、転入生の紹介もしました。
全校486人です。
始業式の校長の話のプレゼン資料です。060902_2学期始業式.pdf
冷水器の紹介をしたり、トイレ掃除の話をしたりして、恩返しに何ができるかなと投げかけました。
恩返しと伝えましたが、先人から受けた恩は直接返すことはなかなかできません。
親から受けた恩は、とうてい直接返すことはできないから、次の世代に恩を送るのだと思っています。
こうして、恩は次々と送られていくのだと思います。
大庭小学校の中でもさまざまな恩が送られてきたことでしょう。
始業式のあとは課題を集めたり、夏休みの話をしたり、後期の教科書を受け取ったりしました。
元気な声を聴いてうれしく思いました。