R7年6月の大庭小日記
6月25日(水)
今日は、たくさんのお客さんを迎えました。
3年生は総合「大庭の町をPRしよう」のお話をしてくださる地域の先生
4年生は環境学習の講師さん
全校に防犯教室の指導をしてくださった警察の方
みなさま、ありがとうございます。
ところが、今日は県内小中学校長が全員参加する研修があり、写真はのちほどとなります。
この研修の講師さんは小学校時代の田臥勇太選手(日本人初のNBAプレーヤー)を指導した先輩校長先生です。
田臥選手の言葉として、紹介いただきました。
正解はない。大切なのは自分で選ぶことだ。(自分の選択を成功にするのも自分なので)
そして、「当事者として、決める経験をあらゆる場面で子どもたちに」と述べられました。
かねがねお伝えしてきたこととぴったり合致し、そのとおりですと言いたい気持ちでした。
学んだことはこれから生かしていきたいと思います。
6時間目は456年生のクラブ活動。
科学クラブはアジサイのしおりづくり。
担当の先生の白衣がきまっています。
トランプクラブは白熱のスピード対決!

同じ興味や趣味を持った子どもたちが集まって学年を超えて活動します。
月1回のお楽しみの時間です。
6月24日(火)
松江市教委主催の学校運営協議会研修会・地域学校協働本部連絡協議会がありました。
湖東かんなび学園教育推進会議は、大庭小学校に集まりオンラインで研修しました。
今後の活動について話し合ったのですが、これがとても面白かったのです。
キーワードは主体性と社会性です。
まずは、湖東中の教頭先生から、今年度個人探究に10時間程度取り組み、児童の主体性を育てる予定であること、
また将来を見通して社会性を育てたいことのお話がありました。
その後、参加に皆様から、それぞれの団体で主体性や社会性を育てるために、どのように活動していけばよいかという話になりました。
例えば青少年育成のお立場からは、毎年実施している小学生のインリーダー研修を今年度は大庭公民館の文化祭に子どもたちのアイディアで出店する形を試行するというお話がありました。
社会福祉の立場からは、様々なイベントをすべて準備してお客さんとして、子どもたちを招いていたが、計画準備段階から地域の住民の一人として参画してもらえるようにしたいというお話がありました。
主体性も社会性もビッグワードで、実際にどうやって行くのか具体的にしていくことが必要です。
個人探究、文化際出店、イベントに参画、どれも楽しみです。
主体性を育てるには「手を出しすぎない」こと、
社会性を育てるには「いっしょにやる」ことが
大切に思えるのですが、どうでしょう?
大庭小でもこのあたりを大切にして日々の教育に取り組んでいきたいと思います。
まずは主体性を育てるためには、自分で選ぶ・決めるから。
社会性を育てるには、誰もが大切にされる環境から。
主体性はI(アイ=私)、社会性はWE(ウィー=私たち)の目標とも言えそうです。
6月20日(金)
公民館図書館部のみなさまが大庭小学校図書館の視察にいらっしゃいました。
学校司書の説明を興味深く聞いていただいたご様子です。
公民館の図書館にもたくさんの子どもたちが通ってくれるとうれしいです。
放課後は湖東中学校で全職員参加の教職員研修でした。
中々、交流する機会がないのですが、授業を見せてもらい、小グループで話し合う中で、顔見知りができることを願っています。
卒業した中学生が旧担任にどっと集まる姿はほほえましく思いました。
15歳の目指す姿に向かって、一歩一歩進んでいきたく思います。
6月19日(木)
3年生が図工が早く進んだ子どもたちで、コンクリートアート。
1年生がやっていたのがうらやましかったのでしょう。
下の写真は校長の顔をかいてくれているところです。ありがとう。
3年生ならではと思ったのは、学校を起点として道路を中心に地図がかかれていたことです。
総合や社会科の学習が生かされています。
ひろいコンクリートの上にかいてみたかったのでしょうね。
その横では4年生がへちまの苗を植えていました。
これからぐんぐん大きくなるはずです。
そういえば植物もポットに植えられている間は、それに合った成長しかしません。
鉢植えやプランターも同様です。
地植えするとどんどんと大きくなっていきます。
社会という地面で成長できるよう学校と社会がつながっていることの大切さを暗示しているようにも思えます。
2年生は国語科の物語文の読みです。
教科書は「名前を見てちょうだい」
単元の目標は「場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体をとらえること」です。
ここでは場面の様子や登場人物の行動を具体的に想像するために役割読みをしています。
この子は意地悪な大男の役。
登場人物になって音読したり動作化したりする中で、文章を具体化していきます。
図書館の本などを読むときにも、頭の中にイメージできるようになると読書は格段に楽しくなるはずです。
最後の一枚は6年生の外国語科
パソコン上の動画を繰り返し見ながら、ミッションに答えます。
何度も注意深く聞くためのナイスアイディアと思いパチリ。

明日は湖東かんなび学園の教職員研修で、湖東中の授業を参観して話し合います。
互いに授業を見合う中で上で紹介したような多くのアイディアを得ることができます。
また、小学校から見ると中学校に進学した子どもたちの様子を参観したり中学校の教員から話を聞いたりすることで、小学校の実践に生かすことができます。
秋には竹矢小の授業を参観します。
多くの学びがあることを願っています。
6月18日(水)
3年生道徳「正しいと判断したことは、自信をもって行うこと」という価値を公園にあるSLに登ってしまう友達を悪いことだと考えながら注意できない主人公という読み物をつかって学びます。

授業は終盤でしたので、子どもたちはどのように注意すればよかったのかという考えを交流していました。
優しく言ったり、理由をつけて言ったりするとよいという考えが出されました。
伝え方をしっていたり、友達の考えを聞いていたりすると実際に「自信をもって行うこと」につながりそうです。
なるほど なるほど。

おおかたの読み物教材は価値にそった行動がとれた時やとれなかったときの主人公の気持ちや考え方について考えます。
主人公の中に自分を投影して自分ならどう思うかどう考えるかを話し合ったり、主人公の考え方の良さに迫ったりするわけです。
授業の進め方は授業者次第、子どもたち次第ですが、どの学年・学級でもよりよく生きることを学ぶ週に1度の大切な時間です。
大庭小学校では道徳はほぼローテーションで学級担任がクラスを変えながら指導しています。
2年生は硬筆コンクールの学習をしています。
お手本をもとに一生懸命書いていました。
お手本をもう3回目となぞっている子どももいました。
一息ついている子に「どの字が上手になった?」「どの字はもう少し?」と聞くとそれぞれ教えてくれました。
少しずつ自分の成長に気づき、自分の課題に取り組む姿勢が硬筆コンクールの中で身についてくれるとよいと願います。
おしまいには「あ~つかれた」の声。集中して頑張った証拠です。お疲れさま。給食がおいしいよ。

保護者のみなさまも硬筆コンクールに取り組んだご記憶があるのでは?
全県で取り組んでいるのは島根県とあと少しだったはずです。
某テレビ番組で取り上げてほしいくらいです。
6月17日(火)
そして今日はプール日和です。(前日から続けて読んでもらえると)
4年生は1・2時間目でしたので、この後、学習になるのかな?
6月16日(月)
朝から湿気が多く、まとわりつくような空気。
熱中症のニュースも多く聞きます。
保健室前の廊下はこんな感じですが、体育館は蒸し風呂です。
登校して校門のところでもうダウンという子どももいました。
熱中症というわけではありませんが、話しかけても「帰りた~い」とのこと。
それでもしばらくして教室(←冷房中)に上がっていきました。
暑くて何となく不快な感じを情動と呼び、それを「気持ち悪い」「べたべたしていて・・・」などと言語化すると感情となるのだそうです。
情動は広く動物に備わっていますが、感情は人間だけにあるものです。
まだ、言語が未発達な子どもは自分の情動にぴったりの言語を見つけ、感情を発見することができないこともあります。
上の例では、なんとなく不快な情動なのでけれど、それが適切な感情(を表す言葉)とならず「かえりた~い」となっているわけです。
ことばの教育は国語だけではありません。
感情の教育は道徳だけではありません。
日々の暮らしの中で育っていく、育てていくものです。
6月12日(木)
プール開きでした。
初泳ぎはプール掃除をがんばってくれた6年生だったはずなのですが、1・2時間目は気温が低く見送りに。
3・4時間目に4年生、5・6時間目に5年生が水泳の学習を行いました。



6月11日(水)
3年生が「たつじんテスト」に取り組みました。
このテストは島根県学力調査にかえて、全県で実施し「CBT(コンピュータで行うテスト)で実施し、言葉や数に関する児童生徒の学びのつまずきをあきらかにして指導に生かすためのもの」です。
松江市では3年生が取り組みます。
例えば「1/2と1/3ではどちらが大きいか」という問題の正答率は、先行して実施している広島県では
3年生17.6%、4年生22.4%、5年生49.7%です。
分数の概念がいかに難しいかがわかります。
このようにどこに躓いているのかを見取り、どうすればわかりできるようになるかを考えていきます。
終わった直後の3年生に聞くと、難しかったとのことでした。


6月9日(月)
4階渡り廊下から下を見るとアートを発見!!

そうそう金曜日放課後に1年生担任から紹介されていたのでした。
公式の落書きですからそれはそれは楽しかったことでしょう。
1年部が撮った写真を探すと楽しそうな様子がいっぱいです。

6年生は選書会中。
150周年の記念に寄贈いただいたお金で今年は例年よりもずいぶん多く図書が購入できます。
自分や友達が読みたく本を選んでいます。
ホワイトボードには「夏休み明けに貸出開始予定。予約は抽選になるかも」とのこと。
自分から本に手を伸ばす子どもに育ってほしいと願います。
3年生は時間の学習中。
8時45分から25分経つと何時何分かという学習です。
9時ちょうどをまたぐので子どもたちにとって???となりがちです。
2・3年生を中心に時間と時刻の学習をしますが、教科書では1年間役に立つようにと比較的早い時期に登場します。
ところが、時間は目に見えない量なのでとても難しく、?????が増えていきます。
テストも・・・特に2年生はとったことがないような点数になることも・・・
一度には理解できなくとも、時間を意識した生活をしているとだんだんとわかるようになります。
1時間でばっちりを目指すのではなく、だんだんわかるようになるを目指すことが大切かと思います。


6月6日(金)
1年生が地域ボランティアの方と一緒にサツマイモの苗を植えました
学校近くの畑を耕して貸してくださるIさん、いつもありがとうございます。
今年もおいしくできるはずです。
来週はののはなグループもお世話になります。
6月5日(木)
恒例の竹矢小・大庭小6年生の茶臼山登山!
快晴で すばらしい眺めでした。
環境美化部のみなさまのおかげです。
ありがとうございました。

8か月後にはほとんどの子が湖東中生です。
秋には湖東中のオープンスクールもあります。
6月4日(水)
写真はありませんが、幼小連携・接続に関する管理職研修に参加しました。
市内の全幼児教育施設、全小学校の園長・校長などの管理職が対象です。
講師の言葉で幼小連携のキモは
「ワクワクスイッチを切らないこと」
納得です。
6月3日(火)
3年生が恒例の「大庭のまちをPRしよう」という総合的な学習の時間に取り組んでいます。
この時間は大テーマ「風土記の丘」「古墳」「神魂神社」「はにわロード」から中テーマ「歴史」「おすすめ」「そこにいる人」・・・を選ぶ時間だったようです。
一人では調べきれないからみんなで協力して手分けして調べることになります。
自分なりに選んだテーマにこだわりを持って取り組むことも大切です。
島根県の公立高校では総合選抜といって各高校ごとに内容は違うのですが、面接・口頭試問、作文、プレゼンテーションなど自分の考えを表現することが求められます。
進学先の湖東中学校では、総合的な学習の時間の一部を使って個人探究に取り組むと聞いています。
大庭小学校でも、個人探究も見据えて、一人一人が調べて、まとめて、伝えて、振り返る機会を総合的な学習の中で取り入れることにしています。
今回の授業もその一環です。
特に「伝える」「発表する」という力をつけてほしいと学級担任から聞きました。
「伝える」には、相手が必要ですので、お誘いした際にはぜひ、観客となってくださいませ。



4年生は分度器の学習をしています。
この分度器で測る角度というのは、なかなか手ごわいのです。
長さやかさは目に見えますし、重さは体感できます。
しかし、角度は・・・
4年生からは目に見えない抽象的な概念を扱う学習が多くなり、学力の壁となるものが多い学年です。
できるだけ、具体的に学んだ方が理解しやすいので、例えばホールのケーキを買ってきて、45度ずつに切ってみてねとか、いうふうにくらしの中に角度を見つけてもらうとよいかと思います。

6月2日(月)
今日から1年生は本学級スタートです。
日々の流れは揃えてありますから、混乱もなく朝を過ごしています。
小学校は集団の力で個を育てることを基本としていると思っています。
そこで学級はとても大切なのです。
このホームページも日々の学級のドラマをお伝えしたいと思っています。

前月末の5年生宿泊研修です。
天気が心配でしたが、ほどほどの天気で予定をすべて行うことができました。
ここで得た経験を学校生活にどう生かしてくれるのか楽しみです。

