本校の複式学級では、2つの学年が同時に同じ教室で学ぶ特性を活かし、こどもたちが自律して学習を進める「ガイド学習」に力を入れています。教師が別の学年を直接指導している間、こどもたちは決して「待ち時間」を過ごすわけではありません。この時間こそが、自分たちで問いを立て、議論を深めて納得解を見つけ出す、真の主体的な学び・協働的な学びが育つ貴重な時間なのです。

授業の中心となるのは、こどもたち自身です。進行役である「ガイド」を中心に、「自分はこう考えたけれど、みんなはどうかな?」「ここは同じだけど、ここは違うね」と互いの意見を出し合い、多様な考えをぶつけ合います。こうした対話を通じて、一人一人の考えが尊重され、集団としての学びが深まっていくプロセスを大切にしています。

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学習の「まとめ」も、こどもたちの手で完結させます。単に教科書の結論を写すのではなく、これまでの既習内容を振り返りながら、議論の中で生まれたキーワードを繋ぎ合わせます。自分たちの力で今日の学びを言語化する姿には、確かな手応えと自信が溢れています。

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この学習スタイルを通して、こどもたちには「課題に対して自ら動く主体性」や「根拠を持って説明する論理的思考力」、そして「自分たちでゴールまで辿り着く自律心」が確実に育っています。複式学級は、人数の少なさが課題になるのではなく、一人ひとりが主役となって自立した学習者へと成長できる、可能性に満ちた学習環境です。少人数だからこそ、一人ひとりが主役となり、自立した学習者へと成長できる場所です。これからも、子どもたちが生き生きと学びを創り出す姿を、学校全体で支えていきます。

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