高齢者の皆様と交流しました(4年生)
11月27日(水)、4年生は、雑賀の町にある「ケアセンター咲花(さいか)」を利用しておられる高齢者の皆様と交流しました。
こどもたちは、この日までに、一緒に楽しむことができるゲームを決め、自分たちで道具を作り、プレゼントも用意しました。
交流の最初には、「雑賀小学校校歌」と「もみじ」の合唱を披露しました。元気よく校歌を歌い、2部合唱で「もみじ」を歌いました。こどもたちの歌に感激していただきました。
その後は、8つのグループに分かれて利用者の皆様と交流しました。




利用者の皆様は、こどもたちの自己紹介や説明をにこやかに聞いてくださり、一緒にゲームをしてくださいました。すごろく、ミニボーリング、トントン紙相撲、トランプなどをやりました。こどもたちは、自分から話しかけたり、一緒に笑ったりしながら、初めて会う皆様と一緒に過ごすことができました。
利用者の皆様からは、交流のお礼にと、80枚もの「手縫いの雑巾」をいただきました。「こどもたちのことを考えながら、一針一針丁寧に縫っておられましたよ」と伺い、その姿を思い浮かべて胸が熱くなりました。ケアセンターの皆様、ありがとうございます。
4年生は、9月下旬から福祉について学んできました。社会福祉協議会の安部さんやケアセンター咲花の井上さんにお越しいただき、「福祉について」「お年寄りさんについて」「交流について」など、たくさんのことを学習してきました。


今回の交流学習は、こどもたちにとって初めての経験でした。どのように交流したらいいか、どうしたら喜んでもらえるかなど、不安や課題もあったと思います。こどもたちは、見事にその心配な気持ちを乗り越え、すてきな笑顔で交流していました。こどもたちの心の成長は、人との出会いや交流によって育まれると実感しました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。