対話力を育てる授業研究会を開催しました

１１月２８日（金）、本校において「対話力を育てる」授業研究会を開催しました。

授業研究会の指導講師として、金沢学院大学の多田孝志教授をお招きし、「こどもたちの対話力を伸ばすためには、どのように指導するか」について学びました。

多田教授は、多文化共生社会を生きるための力や対話する力について、その必要性や指導法を研究し、日本の教育界を牽引してこられた教授です。今回、ご縁があって石川県金沢市から雑賀小学校に来ていただきました。

午前は、すべての学級の授業を観ていただきました。どの授業も、こどもたちが対話する場面に着目し、ペアやグループで伝え合う場面や発表する活動を取り入れた学習を公開し、ご指導していただきました。

午後は、４年生の国語の授業を公開し、多くの教師が参加して授業研究を行いました。「ごんぎつね」の最後の場面についてグループで話し合う学習を観て、国語における対話力の育成について学びました。

そして、多田教授には「対話力を育成する」というテーマでご講演いただきました。「今の世界を生きていく上での対話力の重要性」「学級内で対話力を育てる方法」などを聴講し、授業力を向上させたい、こどもたちの力を伸ばす授業がしたい、という意欲を高めました。今後も一人一人の教師の授業力を伸ばしていきたいと思います。