12月2日(月)、人権教育訪問指導を行いました。人権学習や同和問題学習における指導力向上をねらい、校内で研究授業を行い、授業について協議をしました。

授業は、6年生の社会科における同和問題学習です。こどもたちは、明治の新しい世の中において、江戸時代の身分制度が改められたにもかかわらず差別が残ったこと、そして、その差別をなくすために行動した人々の姿や願いを学びました。

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授業の後半では、当時の県知事にどのような陳情書を書いたのかを考えることを通して、差別された人々の願いをとらえていきました。こどもたちは、当時の大人やこどもの立場になって真剣に考えていました。

授業後の協議では、気づいたことを出し合い、改善点等を共有しました。また、松江市の指導講師の先生方には、「児童にどのように問いかけるか」「教材の扱い方」「社会科の授業として大切なこと」などについて丁寧にご指導いただきました。今後も引き続き人権教育の実践に取り組んでいきます。

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今回は、松江市人権男女共同参画課の皆様、雑賀公民館長、雑賀地区人権教育推進協議会長、雑賀地区民生児童委員協議会長、雑賀幼稚園長、中央小・松江三中の先生等、多数の皆様にこどもたちの学習の様子を観ていただきました。皆様ありがとうございました。

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