校内研究授業(キララ学級)
1月15日(水)、校内研究授業を行いました。授業は、キララ学級の自立学習です。この自立学習の単元では、こどもたちの心理的な安定や人間関係づくりをねらいとし、「自分の困っていることや自分の課題に気づく」学習活動を行いました。

この授業では、自分の課題に気づくために、「ソーシャルスキルモンスター」という架空のキャラクターを活用しました。「おこりんご」はイライラをコントロールできないキャラクター、「ダルッ」はやるきがでないキャラクター・・・などのモンスターたちです。
自分の心の中には、どのモンスターがあらわれてしまうのかを見つけ、そのことを一人一人がパソコンのシートにまとめました。「授業が始まる時に、『ダルッ』が出てくる」「片付けが嫌な時に『やりっぱ』が出てくる」など、自分の気持ちをふりかえりながらシートにまとめました。キャンバというタブレットアプリを使いこなすこどもたちです。
気持ちを安定させ、生活上の課題を克服するために、まずは、自分の心の様子を客観的にとらえることを大切にした授業でした。今後の学習は、そのような状況になったときにどのように克服していくかを考える予定です。
こどもはもちろん、私たち大人の心の中にも日々様々な「ソーシャルスキルモンスター」が現れたり消えたりします。私たちは日々どのように対処していくかを模索しながら生活しているのだなとあらためて感じました。