早いもので2月も最終週となり、3年生は今週と来週で中学校での授業も終わりとなります。

3年生美術は、今日が本年度最後の授業となりました。先週の鑑賞の授業と、今日の授業の様子をお伝えします。

先週、3年生は最後の鑑賞の授業を行いました。

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鑑賞する作品は、北脇昇の「クォ・ヴァディス」です。

まずは、一人一人が静かに作品を鑑賞します。

次に、作品をみて、気づいたことや考えたことを発表します。

生徒からは、「右側と左側で世界が違う。」「色彩からさみしい感じがする。」「真ん中の人物は旅行者のようだが、すでに死んでいるのでは?」「戦争がテーマでは?」など様々な意見が聞かれました。

次にグループで、この作品について対話を行い、さらに鑑賞を深めました。

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生徒たちは、自由な発想で自分の考えを説明したり、相手の意見を興味深そうに聞いたりしていました。

この作品のタイトル「クォ・ヴァディス」とは、「あなたはどこへ行くのか」という意味のラテン語です。

そして、この作品は、太平洋戦争の余波がなお色濃い時代に描かれています。

生徒は、この作品をみて気づいたこと、考えたことから、自分たちで作品の意味や美しさを感じていました。

そして、本日(2/25)は、最後の美術の授業でした。

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3学期に取り組んだ、鏡付きの額を仕上げました。

授業の終わりには、この1年間の美術の授業を振り返って、「なぜ、美術を学ぶのか?」という問について考えました。

3年生はそれぞれの進路に進むと、芸術系の授業は選択となります。中には、教科として美術を学ぶのは今日が最後の人もいるでしょう。

これまで学んだ美術が、みなさんの生活を豊かにし、美しいものを感じる心を育んでいることを願っています。

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