今月の給食(11月)
12月1日(月)
ごはん、牛乳、つくねのあんかけ、中華春雨サラダ、肉じゃがキムチ
今日は、肉じゃがの話です。
肉じゃががどのようにして誕生したかご存知ですか?
実は、肉じゃがには、ビーフシチューが深く関係しているとのこと。
外国で食べたビーフシチューを気に入った日本人が、日本に帰って、ビーフシチューを食べたいと料理人にお願いし、作ってもらいました。
しかし、料理人はビーフシチューを食べたことも見たこともなく、想像で作ってできあがったものが、肉じゃがの始まりだと言われています。
今日の給食では、キムチを入れてピリ辛風味に作られた肉じゃがをいただきました。
少しピリ辛の肉じゃがもいいおかずですね!!
11月28日(金)
ごはん、牛乳、鶏肉の甘みそがらめ、アーモンドあえ、いものこ汁

今日は、いものこ汁の話です。
いものこ汁は、東北の郷土料理で、里芋を中心に、野菜やきのこなどが入った汁物です。
いものこ汁のほかに「いも煮」「いもこ煮」など様々な呼び名があるそうです。
また、里芋には、体の中の余分な塩分を外に出す働きや、胃や腸の掃除をする栄養素が含まれ、私たちの体を守ってくれる働きもします。
もうすぐで12月です。
寒さに負けず、体調を整えて毎日を元気に過ごしましょう!!
11月27日(木)
大根ごはん、牛乳、さわらの幽庵焼き、さつまいものホクホクサラダ、鶏ごぼう汁
今日は、幽庵焼きの話です。
幽庵焼きという料理をご存知ですか?
幽庵焼きは、和食の焼き物料理の一つで、料理の由来は、江戸時代の茶人で食通でもあった「北田幽庵」が考えたことからこの名前がついたと言われています。
幽庵焼きは、しょうゆ・酒・みりんを合わせ、そこに柚子を切ったものを加えて作った調味液「幽庵地」に魚を漬け込んで焼くという料理です。
今日の給食では、魚で作られた幽庵焼きをいただきました。
魚以外にも鶏肉などでもおいしく作ることができるそうですよ!!
しっかり漬け込まれたおいしさと、その中からほんのり香るゆずの香りが絶妙ですね!!
11月26日(水)
ミートソーススパゲッティ、牛乳、コールスローサラダ、野菜スープ

麺をミートソースに絡めて、できあがり!!

今日は、ブロッコリーの話です。
ブロッコリーは、明治時代の初めに日本へやってきました。
ブロッコリーは、欧米では「栄養宝石の冠」と呼ばれるほど、ビタミンやミネラル、食物せんいなどの栄養素を豊富に含む野菜です。
特に、がん予防や老化防止につながるといわれる「スルフォラファン」という成分もあることから注目されているそうです!
ブロッコリーは、11月から3月にたくさん収穫されます。
今日の給食では、スープに入っていましたね!!
ブロッコリーもいろいろな料理での味わい方がありますね!!
11月25日(火)
ごはん、牛乳、さばのごましょうゆ揚げ、納豆あえ、ふと揚げのみそ汁

今日は、「和食の日」の話です。
昨日11月24日は「いいにほんしょく」の語呂合わせから、「和食の日」とされています。
「日本の食文化について見直し、和食の文化をずっとつなげていくために、和食についてみんなで考えてみましょう」という日です。
和食は、日本の自然や歴史から生まれ、私たちが昔から受け継いできた食文化です。
栄養バランスがよく、一汁三菜を基本とした健康的な食事で、家庭や地域の行事で食事を共にすることにより、絆を深める役割も果たしてきました。
和食の良さについて、あらためて考えてみると、さらにたくさんの発見があるかもしれませんね!!
11月21日(金)
ごはん、牛乳、たらの風味揚げ、キャベツとコーンの酢の物、みそ煮込みおでん

今日は、明後日迎える「勤労感謝の日」の話です。
明後日11月23日は勤労感謝の日ですね。
昔はこの日が「新嘗祭」という祭日でした。
新しい穀物が収穫できたことを自然に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈るお祭りです。
穀物や作物に命を注ぐ太陽と水、それを育む大地、そして、それらを育てるための勤労を尊び、感謝する日です。
自然の力と人間の力の両方があって初めておいしい食べ物を味わうことができますね。
感謝の気持ちをもっていただきたいものです!!
11月20日(木)
ごはん、牛乳、マーボー厚揚げ、切り干し大根の中華サラダ、トックスープ

今日は、きくらげの話です。
給食では様々なきのこが登場しますが、その中の1つ「きくらげ」は、形が人の耳に似ている所から「木の耳」と書いて、きくらげと読みます。
きくらげは、食物せんい、カルシウム、鉄、ビタミンDなどが多く含まれています。
特に、ビタミンDは、他のきのこの約10倍以上も含まれています。
今日の給食ではスープに入っていました。
コリコリとした食感が特徴ですね!!
今日もとてもおいしくいただきました!!
11月19日(水)
ハムカツバーガー(パン、ハムカツ、ソース)、牛乳、カラフルサラダ、きのこのクリームスープ

今日は、給食センターからのメッセージです。
今日のハムカツは、給食センターの手作りです。
作り方は、小麦粉を水で溶いたものにハムをくぐらせ、パン粉をつけて、油で揚げます。
約200人分のハムカツを、調理員さんが愛情を込めて作ってくれました。
ハムカツにかけるソースも、もちろん手作りですよ。
パンにはさんで食べてください。
島根給食センターでは、パンの日も、手間をかけて調理してくださったパンを用意してくださいます!
1ヶ月に何度かあるパンの日も、どんなパンがいただけるのかとても楽しみです!!
11月18日(火)
ツナそぼろ丼、牛乳、こんにゃくサラダ、つくねのみそ汁

今日は、ごまの話です。
給食でも、たびたび使われている「ごま」。
ごまは、もっとも古い香辛料ともいわれています。
日本でも縄文時代から、香辛料や油として使われてきました。
小さな粒の中にはたんぱく質やミネラル、ビタミン、脂質が含まれていて、サラダやおひたしなどに少し、ごまを入れるだけで栄養価も上がります。
ちなみに昔話の「アリババと40人の盗賊」の中に出てくる「開け!ごま」という呪文は、英語で「オープン・セサミ」と言いますが、これには「成功へのかぎ」という意味もあるそうですよ!
今日の給食では、「こんにゃくサラダ」にごまが使われていました!!
小粒の中にもしっかりと栄養が入っているんですね!!
11月17日(月)
ごはん、牛乳、おろしハンバーグ、おかかあえ、のっぺい汁

今日は、のっぺい汁の話です。
のっぺい汁は、全国いろいろな地域に残る郷土料理です。
その土地にある食材をたくさん入れて煮込み、仕上げにとろみをつけた汁物のことです。
松江では、中海でとれる赤貝を入れて作ったのっぺい汁などもありますね。
のっぺい汁は、とろみがついているので冷めにくく、体も温まる汁物です。
寒さが増してくるこの時期から冬にかけては、この暖かさが特に体にしみてきますね!!
今日もしっかりいただきました!!
11月14日(金)
ごはん、牛乳、豚肉の甘辛炒め、小松菜ののりあえ、あご団子汁、フルーツヨーグルト

今日は、給食センターからのクイズです。
小松菜という名前は、何から名づけられたでしょう。
次の3つの中から選んでください。
① 人の名前
② 川の名前
③ 山の名前
正解は・・・
②の「川の名前」です。
小松菜は、東京にある、「小松川」という地名がもとになって、その名前がついたそうです。
小松菜は、ほうれん草に似ていますが、カルシウム量は、ほうれん草の約3倍も多く含みます。
小松菜は下茹でしないで手軽にいろいろな料理に使うことができます。
今日の給食では「のりあえ」にして、おいしくいただきました!!
11月13日(木)
ごはん、牛乳、白身魚の甘酢あんかけ、大根サラダ、豚汁

今日は、さつまいもの話です。
ビタミンCは、かぜなどのウイルスから体を守る力、免疫力を高める働きがありますが、残念なことに、熱を加えると半分近くが壊れてしまいます。
しかし、いも類にはビタミンCがたくさん含まれているうえに、でんぷんが多いので、そのでんぷんがビタミンCを熱から守ってくれます。
秋においしいさつまいもは、焼きいもや大学いも、サラダなど、色々な料理で楽しむことができますね!
今日の給食では、おいしいだけでなく、栄養満点なさつまいもがたっぷり入った汁をいただきました!!
体がしっかり温まりました!!
11月12日(水)
ごはん、牛乳、豚肉と大根のピリ辛煮、バンサンスー、華風たまごスープ

今日は、卵の話です。
みなさんは、どんな卵料理が好きですか?
卵焼き、ゆで卵、オムレツ、茶碗蒸し、卵かけご飯など、いろいろな卵料理が思いうかびますね。
そんな卵についてのクイズです。
1羽のにわとりが、1年間に産む卵の数は何個くらいでしょう?
① 300個
② 200個
③ 100個
正解は・・・
①の300個です。
にわとりは生まれてから150日くらいで卵を産むようになり、1年間で300個ほどの卵を産むそうです。
今日の給食では、4キロの卵を使ってスープを作られたそうですよ!!
とてもおいしくいただきました!!
11月11日(火)
ごはん、牛乳、さわらのもみじ焼き、元気サラダ、しじみ汁

今日は、給食センターからのクイズです。
次の3つヒントから、何の野菜か当ててください。
ヒント①寒い時期に、おいしくなる野菜です。
ヒント②給食では、ほぼ毎日登場する優秀な野菜です。
ヒント③根っこの部分を食べる野菜で、きれいなオレンジ色をしています。
正解は・・・
「にんじん」です。
今日の給食では、すりおろした にんじんとマヨネーズを混ぜて、もみじ色になったタレを魚にかけて焼きました。
もみじにみたてた彩の良い料理です。
日本には、春・夏・秋・冬あり、それぞれの季節を楽しむ文化があります。
今日の給食では、彩も楽しんで食べてください。
彩り、栄養のバランス、おいしさ、いろいろな視点で日々の給食を工夫していただいていて、本当にありがたいですね!!
11月10日(月)
ごはん、牛乳、鶏肉のいちじくソースがらめ、のやきのあえもの、うすくず汁
今日は、「しまね・ふるさと給食月間」の話です。
島根県では6月と11月を「しまね・ふるさと給食月間」と定めています。
小中学生のみなさんが、ふるさとを大切にする心や、生産者の方々への感謝の心が育つようにと、この月間が作られたそうです。
私たちが住んでいる自然豊かな「島根町」「松江市」「島根県」では、おいしい海の幸、山の幸がたくさんとれます。
島根町の給食でも地域でとれたおいしい食材・食品をたくさん取りいれてくださっています!!
毎日の給食がとても楽しみですね!!
11月7日(金)
大根カレー、牛乳、高野豆腐の磯揚げ、グリーンサラダ

今日は、大根の話です。
大根のおいしい季節になりました。
大根は、部分によって味が違うため、料理をする時に使い分けるといいそうです。
大根の先の方は、からみが強いので、みそ汁などに、真ん中は、やわらかくて形もそろっているので煮物などに、葉に近い方は甘味が強いので、サラダなど生で食べるのに向いています。
今日の給食では、大根の葉も使って作られたカレーをいただきました。
大根もいろいろな料理でいただける食材ですね!!
11月6日(木)
ごはん、牛乳、あじのねぎみそ焼き、根菜サラダ、いももち汁

今日は、あいさつの話です。
食事の前と後にするあいさつは何ですか?
その言葉を心をこめて言っていますか?
私たちは生きていくために栄養を自分で作ることはできないので、他の動物や植物の命をいただかなくてはいけません。
また、食べ物をおいしく食べるためには、生産者の方や調理をしてくださる方など、たくさんの人たちの協力が必要です。
「いただきます」「ごちそうさま」というあいさつは、これらの命や人への感謝の気持ちをこめていう言葉ですね。
この意味を大切にして、いつも感謝の気持ちをもって心のこもった食事のあいさつをしましょう!!
11月5日(水)
ごはん、牛乳、春巻き、もやしのナムル、とうふの中華煮

今日は、食文化についての話です。
11月3日は文化の日でした。
私たちの身の回りには、いろいろな文化がありますが、食文化もそのひとつです。
食文化は、その土地や気候に合わせて生まれたもので、昔から伝わる「行事食」は、まさに食文化そのものです。
季節や風土に合わせた行事食には、それぞれ意味があり、縁起をかついだり、五穀豊穣や無病息災を願ったりと、祖先から子孫への無事を祈る気持ちが込められています。
給食でも様々な行事食が登場していますね。
文化の日に、私たちの住む町の食文化や行事食について調べてみてはいかがでしょうか?
11月4日(火)
ごはん、牛乳、ハニーマスタードチキン、キャベツとツナのサラダ、ポテト・スープ
今日の給食は、おはなし給食でした。
10月27日から11月9日は「読書週間」です。
この週間では、読書を楽しみ、読書の喜びを感じてもらえるよう様々な取組が全国で行われています。
今年の読書週間にあわせて紹介するのは「ポテト・スープが大好きな猫」という作品です。
物語の舞台はアメリカ・テキサスの田舎。
登場するのは、ちょっと頑固で無愛想だけど優しいおじいさんと、ねずみも捕らずのんびり暮らす年老いた猫。
猫の大好物は、おじいさんが作るポテト・スープ。
毎朝一緒に湖へ釣りに出かけるのが日課ですが、ある日、猫が起きてこず、おじいさんはひとりで出かけます。
釣りから帰ると、猫がいない...。
おじいさんと猫は、また一緒にスープを食べることができるのでしょうか?
今日の給食では、この本に出てくるポテト・スープをいただきました。
この本を読んだことがある人は、いろいろな場面が思い浮かんできたのではないでしょうか。