【校長のひとりごと】高学年9名が通学合宿に臨みました
去る6月16日(日)から21日(金)までの6日間にわたり、宍道公民館を会場とした「通学合宿」が行われ、希望する5、6年生9名が5泊6日の合宿生活を体験させていただきました。
これは、子どもたちの健全育成をめざして宍道町青少年育成協議会と宍道公民館運営協議会が主管された取組で、佐藤館長さんにうかがうとコロナ禍以前は脈々と行われていたとのことでです。
「合宿」ということで、まずは自宅ではなく5泊も公民館ですることはもとより、自分たちで夕食を作ったり、お風呂も近くのご家庭にもらい湯に出かけたりするなど、まったくの非日常に身を置く、なかなかできない体験をさせていただくものでした。
日曜日が初日だったこともあり、翌日の17日(月)の朝に公民館にご挨拶にうかがうと、ちょうど自分たちで作った朝食を摂っているところでした。
佐藤誠青少年育成協議会長さんから、「昨日の初日、また今朝の2日目、子どもたちが自分たちで考えて動けていて素晴らしいですわ!」とお褒めの言葉をいただきました。
登校時刻が迫る中で、食後さっと後片付けに取り掛かるその姿に、早くもこの合宿がきっと子どもたちが大きく育つ機会になるだろうと実感しました。
また、18日(火)の放課後に行ってみると、みんなで協力して洗濯物を取り込んだり、部屋の整頓をしたりしているところに出会いました。
つくづく、子どもたちの自立心を育む場としても効果があるのだなと感じました。

ちなみに、公民館さんには子どもたちの放課後の居場所としても全面的にご協力をいただいています。
この日も、何名かの子どもたちが公民館においてこうして学習に励んでいる様子を目にしました。
そして21日(金)朝、再度登校時刻前に伺うと、上の画像と似たようなもので恐縮ですが、最後まで気を抜かずにきびきびと自分のすべきことに取り組む子どもたちでした。
お世話になった公民館長様、青少年育成協議会長様はじめ、献身的にお世話いただいたボランティアスタッフの皆様、もらい湯のお願いなどに快く応じてくださった地域の皆様、その他関係の皆様に心より厚くお礼申しあげます。ありがとうございました。
なお、今回の「通学合宿」の模様は宍道公民館のホームページにも連載していただいています。
https://matsue-city-kouminkan.jp/sinji/katsudou/doc/2024061700059/