(前回の続きです)

 救急救命法講習会に続き、着衣泳講習会を実施しました。

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 講師は宮崎哲人さん。永年、消防士、そして元松江市消防本部消防司令長としてご活躍の後、地元企業の有事対応力アップに向け、危機管理・人材育成のコンサルティング会社「Sea-Noise(シーノイズ)」を設立されました。

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 昨年度も宮崎さんにご指導いただき、たいへん示唆に富んだ講習となったことから今年度もPTA体育厚生部のお取り計らいで実施することができました。保護者、児童の皆さんと一緒に教職員も参加しました。

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 以降、プールに入って受講したため十分な撮影ができていませんが、様子を感じ取っていただければ幸いです。

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 ガイダンスを受け、さあ、実際にプールに入って演習が始まります。

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 着衣をしていると泳ぐのに支障が出て浮きにくくなるのでは、と思いがちですが、「泳ぐのではなく、浮いて助けを待つことに専心すること」、「体と衣服の間にできた空気の層が浮きやすくしてくれること」、そして何よりも「水に入っても人間の体の2%は水上に出る。その2%が口と鼻であれは浮いて待つことができる」との指導がなんとも心強かったです。

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 宮崎さんの熱意溢れる、バリエーションに富んだご指導が続きます。救命具を装着すると絶対大丈夫!というわけではなく、体にフィットすることが必須だそうです。

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 きちんと装着すれば、ほら、こんなふうに浮きますね。

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 溺れかけている人を助ける方法を見せてもらいました。しかしこれは相当スキルのある上級者でなければ二次被害につながりかねないことを知り、まずは周囲に溺れている人がいることを知らせ、助けを求めることが優先だと痛感しました。

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 この日の結びに、身の周りにある様々なものを使って少しでも長く浮くことの大切さ、また、平素から正しい対応法を身に付けておくことの必要性を確認しました。

 講師の宮崎さんにはご懇篤な指導をいただき、心より感謝申しあげます。

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■6月17日(月)の給食

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○ご飯 ○牛乳 ○白身魚のチリソース ○切り干し大根の中華炒め ○春雨とアサリのスープ

<ご家庭で補っていただきたい食品群> 海そう、種実類

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