【授業風景から】市教委学校訪問がありました(その1)
去る12日(木)午前、松江市教育委員会の学校訪問があり、副教育長はじめ各課・室、所の長の皆様に各学級の授業の様子をご覧いただきました。
今日、明日の2日間はこの際の模様を掲載します。初回の今日は、3、4、5年生とわかば学級の授業の模様です。
◇3年1組
多くの子がベランダに出て、何やら手に携えながら空を見上げています。なるほど、理科の学習で遮光グラスを使って太陽の動きを観察していることがわかりました。
グラスの数が限られていることから、交代でベランダに出ます。見終わった子は観察結果をノートにまとめていく様子が見られました。
◇3年2組
本の借り換えを済ませた子どもたちが、静かに読書をする様子が見られました。まだまだ暑いので、「読書の秋」を実感するのはもう少し先になりそうです・・。
◇4年1組
社会科の学習の一環として、わが国の国土と防災について学習しているところに入りました。
複数のプレートで構成される日本列島。プレートのひずみによって地震や火山の噴火など、大きな天災に見舞われることも少なくないわが国です。それだけに、社会科のみならずすべての教育活動を通して防災・減災教育を進めていく必要を感じています。
◇4年2組
お隣の2組では、算数の学習として「小数の計算の仕方を考えよう」というめあてをもち、黙々と取り組む子どもたちの姿を見ました。
出題された「じゃが芋3.74kgと人参2.13kgを合わせた重さは?」に対して、子どもたちは小数のたし算であることを認識し、筆算で解を求める場合は、たされる数とたす数の双方の小数点の位置を合わせる必要があることを思い出しながら計算していきました。
◇5年1組
家庭科の学習で「衣」に関する領域の一環として、衣服のさまざまな縫い方(手縫い)の学習と、技能の習得に励んでいるところに入りました。
この日の課題は布の端を巻くようにして縫う「かがり縫い」。なみ縫いから一段階レベルアップした縫い方になることから、かがり縫いのお手本の動画を手元のタブレット端末で視聴しながら丁寧に縫い進めていく様子が見られました。ICTの効果的な活用法の一つに、「遠くで行われる師範より、近くの画面上で大写しにしたものを観て具体を学ぶ」ことが挙げられ、今回はまさにそれそのものでした。
◇5年2組
お隣の2組では、算数の図形の学習として、四角形の性質について学習しているところを観ていただきました。
4つの角のうち、1つの角の大きさだけがわからない場合、わかっている3つの角の大きさの和を求め、四角形の内角の和(360°)からその和を引く・・・という思考の過程を辿り解に到達することを最後までしっかりと述べ、素敵な発表態度の子どもたちでした。
◆わかば学級
3つある特別支援学級のうち、この日交流学習に出かけている2つのクラスを除いて、わかば学級の様子を観ていただきました。それぞれの計算問題にしっかりと取り組む様子が見られました。

■9月19日(木)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○白身魚の梅マヨネーズ焼き ○五目きんぴら ○鶏つくね汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 緑黄色野菜、豆