【授業風景から】10月30日(木)、31日(金)(その2)
校長室に活けていただく花も、深まる秋を象徴するような落ち着いた色合いです。いつもありがとうございます。
さて、昨日に続き10月終わりの授業風景をご紹介します。今回は4年から6年までの様子です。
◆4年
学年主任が早い段階から学年の掲示板に、しんじっこ発表会で4年生が披露する劇・プレゼンテーションのタイトルを掲げてくれています。
心を合わせて、力を発揮する。ーーーこの学年のめざすものがよく分かる環境づくりです。
2組の算数の授業風景です。「計算のきまりを使って、工夫して楽に計算しよう」という板書のめあてが見えます。一見、「工夫して」と「楽に」は相対する概念のように思えますが、ここでいう「楽に」とは、複数ある数のうち、2つの数を先にまとめて足したりかけたりすることによって、結果的に簡便に暗算することができることを言いたいのだな、と思いました。
◆5年
1組では国語の説明文「和の文化を受け継ぐ」の読み取りをしている場面に入ってみました。
この学年に限らず、今般の教科書は非連続型テキスト(図、グラフ、イラスト等)が多用されているという特徴があります。ネットが身近になり、子どもたちは膨大な情報に接するようになっている昨今ですが、それだけに文章がどのような構成で書かれているのか沈思黙考しながら読解に浸ることの大切さにこどもたちが浸った時間でした。
隣の2組教室では、やはり同じ説明文の学習をしていました。こちらは本文を読み取った成果を生かして、資料を効果的に活用しながら、和の文化のポスター作りをするための情報収集に励むこどもたちでした。
◆6年
この日1組では国語の学習として、説明文「永遠のごみ プラスチック」の読み取りに臨んでいました。
ーー身の周りにあり、様々な形に成形できるプラスチック。しかし河川や海洋に流れ込んでしまうと、深刻な環境や生態系の破壊につながることを、本文に添えられている図表や写真等の資料と関連付けながら読み取る姿が見られました。
「どっかんどっかん湧いている」・・・この表現がぴったりな隣の2組教室の賑わいにつられ覗いてみると・・・満面の笑顔のこどもたちの姿がありました。
見ると、数名のこどもたちが黒板に向かって何やら大きな字を書いています。どうやら、書写担当教員が示す漢字一文字の筆順をチェックされているようです。
筆順二ついては、かく言う校長自身も怪しくてこどもたちのことが言えませんが、このクラスのこどもたちの「自分も前に出てチェックを受けたい!!」という積極性に脱帽です。
□11月6日(水)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○鰆(さわら)の白ねぎソースかけ ○昆布和え ○根菜の味噌汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 肉類、きのこ