【授業風景から】11月26日(火)
先週26日(火)の授業風景からお伝えします。
毎週火曜日は読み聞かせボランティアさんがいらっしゃる日ということで、朝、教室を廻ってみました。読み聞かせが終わり「朝の会」へと移る中で、2年2組から元気な歌声が聞こえてきました。
♪パプリ~カ~花が咲い~た~ら~ ・・・今月の歌「パプリカ」を楽しく歌い踊るこどもたちです。
日直さんでしょうか、前で踊る子たちものりのりで、明るい雰囲気を創り出してくれています。
歌のエンディングではこうして輪になって指を合わせ、それにより心も合わせました。
いいものを見せてもらったな、と思いながら教室を廻ると・・・4年2組教室では初任研の実践研修として、国語の授業が展開されていました。
この日の題材は、新美南吉作の物語文「ごんぎつね」。これは、ひとりぼっちの子ぎつね「ごん」が、いたずらの罪滅ぼしをする様子を描いた話で、長い間教科書教材として扱われていることから、多くの大人の方にもおなじみの作品でしょう。
授業では、ある日「ごん」が、川に仕掛けてあった網に掛かっていたウナギを口にくわえたとたん、網の持ち主の村人「兵十」(ひょうじゅう)に見つかり、ウナギを首に巻き付けたまま逃げ出した場面を扱いました。
この時間の学習のめあては「いたずらばかりするごんの気持ちを考えよう」ーーーごんはなぜいたずらばかりするのか、叙述をもとに考えていきました。
「誰かにかまってほしかったんじゃないのかな。」「ひとりぼっちで寂しかったのではないだろうか。」「だから、兵十たちの気をひきたかったんじゃないか。」など、多様な思考が表出されました。
授業のまとめとして、登場人物になり切って気持ちを想像し、その人物の気持ちをより深く読むことをねらって、『ごん日記」を書く活動を取り入れました。
校長はこのあと用務で教室を後にしましたが、静寂の中、しっかりと思考し書き表したとの報告を受けました。
□12月3日(火)の給食

○麻婆(マーボー)ラーメン ○牛乳 ○春巻き ○カリフラワーの甘酢和え
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 海藻、緑黄色野菜