【授業風景から】1月23日(木)~27日(月)
全国的に猛威を振るっているインフルエンザ。昨秋から各報道機関により感染状況が随時報じられ、(情報はやや古いのですが)1月13日から19日にかけて、県内では「警報」が発令されるほどでした。今でも複数の型が混在して流行しているとの報道もあります。

本校は先週から増え続け、今週も複数のクラスにおいて学級閉鎖の措置を講じました。引き続き、感染拡大防止に努める必要を感じています。
□1年2組
教室に入ると、こどもたちが和やかな表情で担任の指示・発問に聴き入っているところでした。
この時間は、「ともだちの『ええところ』」について考える時間のようです。電子黒板には、この時間こどもたちが書き込むワークシートが投影されていました。
自己肯定感を育てる、とはよく言いますが、なるほど1年生のこの時期は、一人一人に素敵なところはあるけれどまだまだ自己認識に至りにくい時期でもあることから、友達からよさを挙げてもらうことは理にかなっていることと思います。
ある子の発言を受けて、「じゃあ、○○さんもこんないいことをしていたよ。」という発表が続きます。
担任曰く、「○○さんがトイレのスリッパを揃えていました」という"ええところみつけ"が最も多いとのことですが、この時間はほかにも、黒板消しをがんばってやってくれた、落としたものを拾ってくれた、こぼれたものをふいてくれた、○○が上手だねと言ってくれた、など、学級生活の中での様々な要素を挙げてくれるこどもたちでした。
□2年1組 あなのやくわり
教室に入ると、担任の板書をしっかりと見つめながら、手元のワークシートに向き合う真剣な姿を見せるこどもたちの姿に触れました。
国語の説明文、その名も「あなのやくわり」。興味深いタイトルですが、なんだろう?と思いますよね。
ーーー世の中に存在するいろいろな「穴」には意図的に設けられたものが数多くあるのですが、その中から2年生のこどもたちにとって身近であり、かつわかりやすいものを数例取り上げ論じられているのがこの説明文です。
例えば「醤油さし」。穴が二つ開いているタイプのものがありますが、それはなぜかというと・・・?
「そうか、空気の通り道が必要なんだ、だから醤油が注げるんだ!」納得して、ワークシートを書き進めたり、発見したことを友達と共有したりするこどもたちでした。
□5年1組 なわとび、バスケットボール
寒い冬の時期ですが、ちょうどこの日は薄日も射してきて、わりと過ごしやすい午後の時間帯でした。5の1のこどもたちの体育が始まるようです。
この日の運動種目はなわとびとサッカー。なわとび検定カードを基に、自分の挑戦したい跳び方を決めて、さあ、練習開始です。
友達と一緒に行うと張り合いがでるものですね。
指導者もこどもたちを価値付けながら、次の高みへといざないます。
体が温まったところで、後半は室内サッカーです。この日はボールを蹴ったり正確に止めたり、パスしたりすることができることをめざして学習が進みました。
運動面での個人差、性差が見られ始める時期ではありますが、グループの友達のことを思いやりながらボールを操る優しい姿が随所で見られました。
◆1月29日(水)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○豚肉のピリ辛揚げ ○ごま酢和え ○しじみ汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 海藻、淡色野菜
◆1月30日(木)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○麻婆豆腐 ○シューマイ ○塩ナムル
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 小魚類、果物