【授業風景から】1月27日(月)~28日(火)
今週は結構な寒さでしたが、来週はそれ以上の寒波到来という予報が出ています。
大人は出勤に支障が無いように、そしてこどもたちは安全な登下校ができますようにと祈るばかりです・・・。

◇3年1組
歓声に誘われるがまま体育館に入ると、3の1の子たちがなわとびにチャレンジする光景を目にしました。
3年生ともなると徐々にできる技が増えてきて、一番楽しい頃かな、とも思いながら見ました。
ジャンピングボードを使うと、まるで羽が生えたように素晴らしい跳躍になりますね、すごい。
担任はなわとびの様子を見取りながら、こちらではドッジボールの「場」を設定し、同時展開で指導を進めていきました。おそらく交代して両方の運動に取り組むのでしょう。45分じゅうずっとなわとび、ずっとドッジボールというのもある面しんどいですものね。
◇3年2組
図工室において紙粘土の創作に取り組むこどもたちの姿がありました。
日常の学校生活の中から題材にしたいものを考え、形に表そうと取り組んだ様子がよく分かります。
高学年の木版画とはまた異なった味わいのある作品ができあがることでしょう。
◇わかば学級
わかば教室に入ってみました。男子は漢字ドリルに挑戦、また、女子のほうは物語「三年とうげ」の音読にがんばっているところでした。
会話文のところが情感込めて読めたことをほめると、嬉しそうにしてくれ、こちらもほほえましいひと時でした。
◇4年2組
初任者研修の一環として、綿密な指導案に基づく授業実践研修が行われていました。
この日は「特別の教科 道徳」の一環として「絵はがきと切手」というお話を取り上げ、友達と互いに信頼し合い、よりより関係を築こうとする心情を育てることをねらった学習が展開されました。
はじめに担任は、よい友達の関係ってどんな関係かこどもたちに尋ね、多様な反応を引き出しました。
ーーーある日、ひろ子は友だちから料金不足のはがきを受け取る。ひろ子は、このことを兄と母に相談する。切手が足りなかったことを教えてあげた方がいいという兄と、お礼だけ言えばいいという母の意見の間で、ひろ子はどのように返事を書くか悩む、というストーリー展開です。
こどもたちは、兄と母のどちらの意見と自分自身の考えがより合致しているか、同感できる方にネームプレートを順次貼り付けていきます。
どうやら、圧倒的に「言ってあげた方がいい」と考えている子が多いようです。理由を書いているノートを見てみると・・・
一方、お礼だけ言えばいいという考えに寄り添う子のノートは・・・
まさに、「考え、議論する道徳」の展開にふさわしい、両者の考えが出揃いました!・・・ところがここで校長は残念ながら次の用務で外してしまい、このあとの展開を見ることはできませんでした。
しかし、こどもたちが「自分はこう思う、なぜなら・・・」とそれぞれが考えをしっかりと持ち、友達の意見にも真摯に耳を傾けることができている、そんな学級であることを確認でき、それがすばらしかったな、と率直に感じました。
◆1月31日(金)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○あご野焼きの磯部揚げ ○ごま味噌和え ○大根のそぼろ汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 乳製品、きのこ