【授業風景から】市教委学校訪問がありました(その2)
昨日の続きです。今回は1、2年と6年の子どもたちが市教委幹部の皆さんに授業をご覧いただいた様子をご紹介します。
◇1年1組
9月も3週間を過ぎようとしていますが、1年生の子どもたちは日々新たな学習に挑戦しつづけています。
この日は、国語で新しく出会う漢字の学習にひたむきに取り組んでいるところを観ていただきました。
◇1年2組
お隣の2組教室では算数の学習として、数の合成・分解の場面を観ていただきました。ご覧の通り、電子黒板には「16は10と□」のように、具体の合成・分解の問題が提示されます。それらを瞬時に言い当てる子どもたちの反応に、皆さん目を丸くしていらっしゃいました。
◇2年1組
2階に上がり、2年生の授業を観ていただきました。1組教室では算数の学習として、100より大きい数の学習が展開されていました。
10を10個集めた数は100、20個で200、30個で300・・・と、大人の私たちは論理的に答えを見出すのですが、そもそも、なぜそうなるのか、という数の概念の意味理解を図る必要があります。そこで、可視化されたツールを用いながら丁寧に指導していく担任の姿が見られました。
◇2年2組
2組は図工の学習で、教科書に掲載のある「みんなでワイワイ紙けん玉」の制作に取り掛かっているところでした。
説明書によると、まずは、紙を半分に折って開いたときの形を想像しながら形を切り抜きます。次に、棒(割り箸)が通る穴の形を切り抜きます。最後にたこ糸を付けて紙けん玉のできあがりとなるようです。
数分間ずつしか学級の様子を観ることができないことから仕上がりを確認できなかったのですが、色や形を工夫しながら思い思いの作品をつくることができたようです。
◇6年1組
書写(毛筆)の時間、教室を覗いてみました。墨を擦るところから始めて、作品を仕上げることがこの時間の活動のようです。
何事も便利な世の中で、(と言っても昔からあるのですが)墨汁を硯(すずり)に出せばすぐ作品を書くことができることに慣れ、墨を擦ることがかえって新鮮に映る時代となりました。
めあてにあるように、「真っ黒・ねばねばの墨を作る」ことで、作品の質も子どもたちの意欲も上がっていくことでしょう。
◇6年2組
そのころ、隣の2組ではタブレット端末を活用して、算数の図形の学習に取り組んでいました。
ICT機器を授業に効果的に取り入れることによって、知識・技能の習得につながり、また、友達と思考したことを協議、共有することで協働的な学びにもつながります。普段遣いをしている子どもたちだけあって、慣れた手つきで操作する姿がありました。
■9月20日(金)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○鶏肉と高野豆腐の揚げ煮 ○千草和え ○きのこの味噌汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 乳製品、種実