教頭先生に活けていただいた校長室の花の鮮やかさから、このところの寒さを忘れることができるひと時です。

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 さて、去る20日(水)午前、4年生のこどもたちが「石彫り体験」に取り組みました。

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 この体験は近年本校で継続して実施しているもので、ふるさと宍道の特産品「来待石」に触れることにより、伝統工芸に係る社会科の学習に資するばかりではなく、地元の誇れる素材に関わることでふるさとのよさを再認識すること等を願って取り組むものです。

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 はじめに来待ストーンから来校いただいた専門職員さんに、同館の概要を説明いただいた後、来待石の歴史的な生成の過程や、来待石のもつ文化的な価値などについて話していただきました。

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 こどもたちはどうやら昨年度(3年生のとき)、松江市を知る学習の一環として来待ストーンを訊ねていたので、馴染みのある表情でお話を聴いていましたが、改めてしっかりとメモを取る様子が見られました。

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 「みんなの身の周りで来待石でできたものって、何があるのかな?」との問いかけにも「石灯ろう!」と応える子もいれば、「松江城の石垣!」と、これまで学習してきた知見を活かして回答する子も見られました。

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 続いて、こどもたちは体育館への通路(通称;アーケード)に場所を移し、来待石灯ろう協同組合からお見えいただいたたくさんの職人さんのきめ細かで優しいご指導を受けながら、石彫り体験に取り掛かりました。

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 同組合のホームページに寄れBあ、国の伝統的工芸品「出雲石灯ろう」製造の石材店で作った組合であり、出雲石灯ろうを中心に来待石の建材、オブジェ、狛犬など、組合を中心に販売PR等を行っていらっしゃるということです。それぞれ職人さんとしてのご多忙なお仕事をこの日は置いて、わざわざこどもたちのために駆け付けてくださいました。

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 「鑿(のみ)の入れ方には特徴があるんだよ。」と、示範の彫りを"伝授"していただきました。めったにない貴重なできごとですね。

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 手ほどきを受けたこどもたちは、より一層真剣な表情になり、石に黙々と向き合っていきました。

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 あっというまの2時間が過ぎ、たいへんお世話になった職人さんと専門職員さんにお礼を述べ、この日の体験を結びました。

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□11月27日(水)の給食

○豆腐そぼろご飯 ○牛乳 ○ブロッコリーのごま和え ○のっぺい汁

<ご家庭で補っていただきたい食品群> 海藻、きのこ

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