【授業風景から】4月30日(火)~5月2日(木)(その1)
大人も子どもも楽しみにしていた大型連休もあっという間に過ぎ去り、再びいつもの日常が戻ってきました。おとといまでは好天に恵まれ、五月晴れの空を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりも見られました。
本校にも昇降口前の廊下にこいのぼりが掲示され、それぞれ思い思いに子どもたちが書いた願いを背負って悠々と泳ぐ姿があります。作成・集約に携わってくれた職員に心から感謝です。


さて、先週は4年生の「森のダンス」、5年生の初任研研究授業の様子をお伝えしました。そこで、今回はそれ以外の学年の授業風景についてご紹介します。
【1年2組】
2日(木)午後、職員玄関前から多くの子どもたちの明るく賑やかな声が聞こえてきました。見ると、1年生の子どもたちが銘々にタブレット端末を手に写真を撮りながら校舎内を廻っているところでした。
「校長先生!(校長を)撮ってもいいですか?」と尋ねてくれる子どもたちに、「じゃあ、校長先生もみんなを撮っていいですか?」と問い返し、交渉成立?ということでお互い笑顔で撮り合いました。
訊くと、入学してひと月経ったこの時期に、学校のお気に入りの場所を探しながら記録して歩いている、とのことでした。学校生活への適応とともに、子どもたちの視野を広げようと奮闘する担任等の工夫を感じました。
【2年1組】
教室に入ると、自分の机で一生懸命問題に取り組む子どもたちと、前に出て黒板に考えたことを書き表す子どもたちがいることに気づきました。計算の練習問題に向き合っているところでした。こうして、それぞれのペースを大切にしながら、しかも双方の理解を深めていこうとする授業が各学級で展開されていることを嬉しく思っています。
【6年1組】
書写の時間の教室に入ってみました。さすが最高学年、黒板に整然と示された学習の流れを自分の中に取り込み、ひたむきに練習に取り組んでいます。
この日のお題は「街角」。はね、はらいをはじめ、あらゆる角度の筆の運びが求められる、なかなか手ごたえのある字です。しかしそこは集中力で乗り越え、美しい作品が仕上がりました。

【6年2組】
算数の授業中のようです。3~4人の子が挙手をしているシーンを撮ろうとカメラを構えると、担任が「これだけじゃ、ちょっと寂しいな。もっと挙手してほしいな」と誘(いざな)います。
すると、ほぼ全員の子がにこやかな笑顔で挙手したので、こちらも「おっ、(一般的に、高学年になると挙手が少なくなることから)奇跡の6年生!」と称えました。和やかな雰囲気で授業が進む学級です。

しかしそこは最高学年、すぐに切り替え「1,000円では70円の消しゴム1個と、90円の鉛筆を何本まで買うことができるか」という問題に臨みます。
一人一人が書き込んでいくタブレットの学習者ノートの考え方や式は、リアルタイムで前方の大型黒板に投影されます。「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両方を意識した授業であることがわかりました。
■5月2日(金)の給食 *こどもの日献立*

○ご飯 ○牛乳 ○鶏肉のから揚げ ○おかか和え ○若竹汁 ○柏餅
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 小魚類、果物
■5月7日(火)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○鯖(さば)の味噌煮 ○ごぼうサラダ ○ごまキムチ汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> きのこ類、いも類