【授業風景から】5月下旬から6月上旬にかけて(その1)
1学期の最大のイベント「しんじっ子運動会」や、このたびの熊出没事案が間に挟まったこともあり、授業風景の掲載がしばらくご無沙汰してしまいました。
ここでは、前回の授業風景の掲載(5/21の授業公開日)以降から抜粋し、2回に分けてご紹介します。今回は1~3年とおひさまの様子です。
◆1年
1組では、算数の学習で10までの数の合成や分解、また数と具体物の1対1対応についてしっかりと考える子どもたちの姿がありました。
また別の日には、おそらくご家庭にご協力をいただいたのでしょう、集めたたくさんの紙容器を使って、グループの友達と協力して思い描いた作品を組み立てる活動に没頭していました。

2組では、スチレン容器を切ってパタパタ風を送ると、ふわふわ浮いてすーっと動き出すおもちゃ作りに集中して取り組む子どもたちの様子を見ることができました。
切り方や飾りを工夫すること、作りたいおもちゃを考えることをめあてに取り組み、翌日は実際に動かしてみてできばえを確かめたり、友達と楽しんだりすることができました。
◆2年
5月に夏野菜の苗を購入し、大切に育てている2年生です。この日1組では、国語と生活科の教科横断的な学習活動として、自分が育てている夏野菜を観察し、成長の様子を記録に書き留めることを頑張りました。
2組は、算数「時こくと時間」の単元で、時間の表し方を考える学習に取り組んでいました。「長い針が1目盛り動くと1分だね、じゃあ8時に家を出て、ここまで針が動いたよ。何時何分かな?」
しっかり考えたのち前に出て説明する子も、そしてそれを聴く子も真剣な面持ちです。2年生に求められる学習規律が身に付きつつあることを嬉しく思いました。
◆3年
2年2組同様、3年生でも算数で「時刻と時間」を扱います。当然2年生の学習内容よりもグレードが上がり、この日の1組では「前後の時こくを考えよう」というめあてのもと、ある時刻を基準にしてその○○分前、あるいは○○分後は何時何分になるかを求める学習が展開されました。
2組教室に入るやいなや、しんと静まり返った雰囲気に「あ、これは物音を立ててはいけないな」と感じたほどでした。ちょうど国語の聴き取りの問題に臨んでいるところであることがすぐにわかりました。
メモを取りながら話を聴く国語の学習で、一人一人が集中力を研ぎ澄ませて聴いている姿に、なんとも言えぬ成長を感じ、嬉しくなりました。
◆おひさま(わかば、たけのこ)
交流学習と自学級での学習を組み合わせ、それぞれの子どもたちが一生懸命学んでいます。おひさまの強みであるきめ細かな学習指導に力を入れ、子どもたちが前向きになる授業を構想・展開してくれている担任に感謝です。
