【授業風景から】5月7日(火)~10日(金)(その1)
大型連休明けの一週間でしたが、子どもたちは今週も一生懸命がんばりました。
今回はその間(かん)の授業風景第1弾として、1,2年、おひさまの様子をご紹介しましょう。
大輪の牡丹の花に春真っ盛りの風情を感じながら、今日も校舎を廻ります。

◆1年1組
入学して間もなく1か月半を過ぎようとするこの日、1組教室では係活動を決める話し合いがされていました。
1年生の子どもたちはどうしても「かわいい、かわいい」と周囲からみられがちですが、就学前の保育施設等で、最年長のお兄さん、お姉さんとして思いをもって活動してきた子どもたちです。自分たちの学級を自分たちの力でよくしていこう、困らないようにしていこうという気持ちを誰もが抱いています。
担任はそうした子どもたちのやる気をさらに引き出せるよう、温かな声掛けをしていく様子が見られました。
◆1年2組
お隣2組の教室では、生活科の学習として朝顔の種の観察をしようとしているところに入ってみました。
夏を象徴する朝顔。きれいな大輪の花を咲かせようと、担任の説明を食い入るように聞き入る子どもたちです。
一人一人、担任から種を渡され、さあ、観察です。「よく見て」書くことはもちろんですが、中には心の中で「大事に蒔(ま)くから、きれいな花を咲かせてね」とつぶやいていた子もいたかもしれませんね。
◆2年1組
国語の学習として、春を謳歌する詩を取り上げた授業の場面を覗いてみました。
あおとかいちさんの「おがわの はる」という詩は、「あいうえお」から「わいうえを」までの五十音が、五七調の軽快なテンポで繰り返し登場するリズミカルな構成です。
「あいうえおがわに はるがきた」「かきくけこおりも もうとけて」・・・
途中、「ひばり」という語が登場したところで、子どもたちから「ひばり」って何?という質問が出されました。
担任はすぐさまネット検索をして、その結果が投影される電子黒板を用いて、「こんな鳥なんだね。」と補説します。ICTを活用した指導・支援はこうした場でも有効であることを感じました。
◆2年2組
2組教室に入ると、新聞紙を広げて熱心にはさみやのりを使って作業をしている子どもたちの姿が飛び込んできました。
見ると「新聞紙で遊ぼう」とあります。
子どもたちの思考を引き出しながら思い思いの作品ができた造形遊びの時間でした。
◆おひさま
わかば学級、たけのこ学級とも算数の学習で、担任と子どもたちのやりとりによる計算問題に挑戦する場面を見ることができました。
◇わかば学級
3桁÷1桁の割り算を子どもたちが作問し、それを2人で解いて答え合わせをしていきます。「自分が作った問題」ということで、子どもたちのやる気を喚起することになる上に、繰り返すことによって、あまりのある割り算の習熟を図ることもできるな、と思いながら見ました。
◇たけのこ学級
この時間は、2年生と3年生がそれぞれの段階に応じた計算問題に取り組んでいました。三者三様、それぞれ取り組む課題は異なりますが、丁寧に担任が関わりながらじっくりと問題に取り組む姿に成長を感じました。
□5月10日(金)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○鶏肉の甘酢和え ○磯香和え ○白玉団子のおすまし
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 魚介類、いも類