【授業風景から】6月13日(木)~19日(水)(その2)
例年よりもずいぶん遅く梅雨に入りました。雨に濡れた紫陽花(あじさい)が美しい季節ですが、ダムや田を潤おす適度な降り方であることを願っています。

さて、前回の続きで、今日は中学年の授業風景からご紹介します。
■3年1組
この日、硬筆書写コンクールに出品するための練習が行われていました。お手本が投影された電子黒板の画面を食い入るように見つめ、自分の技量の向上に役立てようとする子どもたちの真剣さが素敵です。
また、こちらは、本校の各学年が歩調を合わせて行っている「新聞記事を読んで、思ったこと、考えたことを指定された文字数で書き綴る」"記事をキャッチ"の取組です。これを通して論理的な思考力を高めていくことをねらっています。
■3年2組
隣の2組の教室に入ると、漢字ドリルを用いて新出漢字の習得に励んでいるところが目に入りました。
なぞり書きをしたりドリルから目を離してそら書きをしたりと、着実に覚えることができたか、個々が自分自身で確認していきます。
さあ、心を込めて、一筆一筆慎重に・・・。
また、こちらは別の日の算数の授業場面です。2通りの一万を超える数(サッカーの試合の入場者数)を比べ、どちらが大きいといえるか、また、どこを見ればいえるのかなどについて、ペア対話をしたのち全体に発表していきます。
自信をもって言えるのは、ペア対話によって思いを確かにしたこと、そして、なによりも傾聴してくれるクラスの友達の温かな雰囲気があるからだと感じました。
■4年1組
自分たちが進めてきた自学のノートをクラス内で共有している場面に出会いました。
昔、本県の中学生は日本一家庭学習の時間が短いことが指摘され、「家勉充実プロジェクト」なる取組が展開された時期がありました。のちにこのプロジェクトを総括したリーフレットに、「自学ノートの取組を充実させたことにより、『昨年度に比べ家庭での勉強をするようになった』と感じている保護者が多くなりました。」という一文が紹介されていたことを思い出し、とてもよい取組だと感じました。
■4年2組
国語の"書くこと"の単元「わたしのクラスの『生き物図かん』」の学習を進めているところに入りました。
子どもたちが図書館の書籍などから好きな生き物を選び、材料を集める活動の次のステップとして、段落同士のまとまりを考えながらリーフレットを作っているところでした。
考えたことや調べたことをわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか、工夫して作成しているグッドモデルを担任が取り上げ、手がかりを示している様子も目にすることができました。
◇6月24日(月)の給食

○黒糖パン ○牛乳 ○鮭の香味焼き ○野菜サラダ ○お豆のポタージュ
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 小魚類、くだもの