【授業風景から】6月21日(金)~27日(木)(その1)
先週末に続き、またもや大雨を心配せずにいられない月始めとなりましたが、じめじめとした空気を一掃するような美しい花を教頭先生に活けていただき、活力が湧きました。

直近の1週間の授業風景を3回シリーズでお伝えします。今回はたけのこ学級と低学年の様子です。
■たけのこ学級
たけのこ学級の子どもたちは毎日決まった時間にコンテナ室前に来て、業者さんから配送のあった牛乳を児童数に応じてクラスごとのかごに仕分けする取組を続けています。

算数の数の学習に直結することはもちろんですが、何を置いても、役割を自覚し全校のために貢献するその姿が崇高であり愛おしく思います。「今日もありがとうね。」・・・いつもそう呟きながら見守っています。
■1年1組
教室を覗いてみようと入ろうとすると、すぐそこに数名の子どもたちが並んでいる姿がありました。
担任が一人一人丁寧になにかを見取っているようです。よく見ると、算数の数の合成の学習のようで、「7はいくつといくつでできているか」を、カードを用いながら子どもたちに問うているところでした。
担任の手元には名表が用意され、達成状況をきめ細かく記録していきます。入門期のこの時期に、なんとしてでも基礎・基本の定着を図ろうとする思いが感じられ、ありがたく嬉しく思いました。

担任の子どもへの関わりを見終わり、再度教室を見廻すと・・・お、大人がほかに3人も!実は、緊急校務支援員とスクールサポートスタッフが総動員で手分けをして担任をフォローしてくれていたのです。
子どもへの直接的な指導を行う担任を、側面的に支えるこれらスタッフのおかげで実りある活動が実現できていることを心から嬉しく思いました。
なによりも、それらが子どもたちの笑顔の根源となってくれていることに感謝です。

■1年2組
隣の2組では国語の説明文の学習「どうやってみをまもるのかな」に取り組む子どもたちの姿を見ました。
動物は様々な方法で天敵から身を守っているのですが、教科書にはいくつかの動物を取り上げ、その手法が説明されています。
「スカンクはどうやって身を守るのかな?」「それは、逆立ちをして敵を脅かしたり、くさい汁を飛ばしたりして身を守るんだよ」ということを本文から読み取っていく子どもたちでした。
子どもたちは話の仕方、聴き方、リアクションの仕方なども一緒に学び取っていきます。
■2年1組
子どもたちの視線の先にあるのは・・・自分たちの学習に最も身近な「ノートのとり方」を説明する担任の姿でした。
「算数のノートはこうして書くと・・・」
「こうして、筆算の式と答えが書けるよね。」なるほど、子どもたちも納得の表情で聞き入っているのが印象的でした。
■2年2組
2組教室では引き算の筆算の学習に取り組んでいるところでした。
さきほどの1組のノート指導と共通するところがありますが、2組担任もノートの取り方を適切に指導したことにより、子どもたちも迷いなく学習できていることがわかります。
一人一人の定着の度合いを確かめながら担任の指導が続きます。
このあと、計算ドリルで学習したことの習得を図る時間が確保されました。
◇7月1日(月)の給食

○夏野菜カレーライス ○牛乳 ○ウインナー ○グリーンサラダ
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 魚介類、豆類