【授業風景から】4月11日(木)
「まるで『毎日が授業公開日』であるかのように、子どもたちが臨む授業の様子をきめ細かくお届けすることで、名実ともに"開かれた学校"にしたい」という思いから、「授業風景から」というタイトルで各学年、学級の様子をお伝えして4年目を迎えました。
今年度は校長の出張が非常に多いことから毎日教室を廻ってみることは難しいのですが、それでもできるだけ掲載していきますので、どうかご一読いただければ幸いです。
きのうは1年生の様子をお伝えしたので、今日は2年生から4年生までと、わかば、たけのこ学級の様子をお伝えします。
【2年1組】
今週から新年度が始まったばかりでまだ間がない中で、それぞれのさっそくきめ細かな学習指導に取り掛かっています。
2年1組では今年度の算数の最初の単元である「たし算」の授業が展開されていました。文章題を読み「わかっている部分」と、「尋ねられている部分」はそれぞれどこなのかを見い出そうと、何度も問題に目を通し考える子どもたちでした。
説明を聞きながらしっかり考えようとする表情が素敵です。
【2年2組】
お隣の2組では、図工の学習として自画像をクレヨンで描く活動に取り組んでいました。「なるほど、教室に掲示するのかな」と思いながら廻ると、それぞれ思い思いに、そしてのびのびと描く子が多く、きっと周りが明るくなるような自画像が教室を飾るのだろうな、と楽しみになりました。
【3年1組】
中学年の仲間入りをした3年生。元気いっぱいの声が廊下にも届いてきました。中に入ってみると・・・早速1学期の係活動を決めて自分たちの力でクラスをよくしようと考えているところでした。
発達段階から自分のことを考えることで一生懸命だった低学年から、周りのことをよく考えて自分は何ができるか思考が至るようになってきた3年生の子どもたちです。
担任から希望する色の画用紙を受け取り、ポスターを同じ係の友達と協力して仕上げるようです。こうした姿一つ取ってみても成長を感じて嬉しくなりました。
【3年2組】
こちらも既に授業に入っているようです。国語の教科書の冒頭には詩が掲載されており、「春の子ども」という素敵な題名の詩を読み解いていこうとする子どもたちの姿が見られました。
昔に比べ自然の中にどっぷり浸る体験が希薄になったとはいえ、精一杯考え発言するその姿がとても頼もしく映りました。
【4年1組】
こちらのクラスではこれから1年間取り組む「漢字練習」について、漢字練習帳に何をどのように練習すればよいのか、電子黒板を用いながら視覚にも訴えかけながら説明する担任の姿がありました。
何事も始めが肝心。「学習の仕方を学習する」ことは、漢字練習に限らずどんな分野の学習にも応用できる大切な考え方ですね。
【4年2組】
お隣の2組教室では、この春採用された初任者が早速算数の授業を展開しているところに入ってみました。
同じ算数の学習でも上述の2年生と4年生では発達段階も異なり、当然求める思考力等も徐々に高いものになっていきます。担任も子どもたちと一緒に学ぶ気持ちで、日々の授業実践に取り組んでほしいと願って教室を後にしました。
【わかば学級】
わかば学級では2名の子どもたちがそれぞれの持ち味を生かしながら、日々の学習に一生懸命取り組んでいます。
この日は年度始めということもあり、教室の環境づくりの一環として折り紙で飾りを作る活動に向き合っていました。
できた作品は教室の壁面に飾り付けました。素朴ながら一生懸命に作ったことが一見してわかる素敵な作品の数々です。
【たけのこ学級】
たけのこ学級は2年生、3年生、5年生の子どもたちがそれぞれの強みを生かした学習を大切にしながら、日々がんばっています。
この日は、算数の問題を解く学年、国語の漢字練習に取り組む学年など、それぞれ複線型で自分の課題にしっかりと向き合うそれぞれの子どもたちの姿が見られました。
3時間目が終わる頃、1年生については今週のうちは少し早めの下校となります。今年度も、地域の「子ども安全見守り隊」の皆さんにご協力いただき、安全な下校を担保していただきます。たいへんお世話になります。
ちょうど4時間目に入る前の10分休憩の時間だったことから、昇降口が見下ろせる2階ベランダから、4年生の子どもたちが手を振って1年生の下校を見送ってくれました。
◆4月11日(木)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○信田(しのだ)煮 ○おひたし ○ごまキムチ汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群>小魚、緑黄色野菜