【授業風景から】百科事典の使い方を学びました
6月24日(月)は3年1組が、そして7月1日(月)には3年2組が、木下教諭の指導の下、百科事典の使い方を学びました。
まずは、同じ「じてん」でも、国語辞典と百科事典では用途が異なることを知ったあと、小学生向けの百科事典「ポプラディア」は全19巻からなる膨大なものだけど、これらをまとめて「1冊」と呼ぶことを知り、驚きの表情を浮かべる子どもたちでした。
さて、いよいよ自分たちで調べる時間です。グループで役割分担をして、意欲的に調べる様子が見られました。
ここで、木下教諭から「直球」の質問だけではなく、「変化球」が投じられました。子どもとやりとりを覗いてみましょう・・・
「『チャーシュー』って何かな、調べてみよう。」
「そりゃあ、チャーシュー麺のチャーシューでしょ、簡単、簡単・・・。あれ?『チャーシュー』では載ってないよ・・。」
「あ、『チャーシュー→焼き豚』ってあるよ、そうか、じゃあ『焼き豚』でひけばいいんだ。」
「そうだね、調べたい言葉で載っていないときでも、それを言い換える言葉が載っていれば、そこで調べることができるね。」
「なるほど!」
「次に、『コモリグマ』って何か調べてみよう。」
「コ、コ、コ・・・えっ?コモリグマなんて載ってないよ、どうしよう・・・」

「さくいんだけが載っている巻を出してごらん。」
「えっと・・。あ、あった!『コモリグマ→コアラ』って書いてあるよ!」
「そうだね、コモリグマって、コアラのことだったんだね。」
「思いつかない言葉があった場合には、さくいんの巻に言い換えの言葉が載っていることがあるから、それが参考になりそうだね。」
このようにやや難解な語句に出会ったときにも、こうした知見を活かしてなんとかたどり着くことができることも学んだ子どもたち。
今後、さまざまな学習場面においてしっかりと活用してほしいと願っています。
◆7月10日(水)の給食
○コッペパン、ブルーベリージャム ○牛乳 ○鰯(いわし)のトマト煮 ○海藻サラダ ○コーンクリームスープ
<ご家庭で補っていただきたい食品群> いも類、種実類