【授業風景から】フォローアップ研修に係る訪問指導がありました
去る22日(火)、教職2年目の教員を対象とした一年間にわたる研修(「フォローアップ研修」と呼んでいます。)の一環として、市教育委員会から指導講師をお迎えして学ぶ機会を得ました。
この日お迎えしたのは、松江市教育委員会学校教育課 米田指導講師さんです。
この日はまず、教職2年目の平井教諭が担任する2年2組において算数の授業を公開しました。
この日は「かけ算」の単元の学習のうち、はじめて「○の段」の概念に出会う場面を取り上げ、かける数が1ずつ増えると答えが5ずつ増していくことを用いて、5の段の九九を構成することができることをねらって学習を展開しました。
はじめにこどもたちは問題に出会い、題意をつかんでいきます。
この問題に基づき、こどもたちは1台分から4台分までそれぞれに、乗車可能な人数を絵や図、あるいは具体物(ブロック)を使って考えていきます。

こどもたちは個の発表やペアトークにより、自己の考えを友達に対して表出していきます。
このようにして、こどもたちは「5の段」の考え方を獲得していき、次の時間以降のほかの段にも挑戦する意欲と力量を付けていくのでした。
事後、研究協議が行われ、短時間ではありましたが、よりよい授業の在り方について考えていきました。
結びに米田指導講師さんからは、この時間の授業はもとより、算数科における学力向上をめざしたシステムづくりや、「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざした授業の在り方などについても幅広くアドバイスしていただきました。
これらのご指導は、当該教諭だけではなく、わたしたちすべての教員にとってもたいへん示唆に富む、貴重な学びの時間となりました。
◆10月29日(火)の給食

○セルフサンド(コッペパン、ハンバーグ) ○牛乳 ○コールスローサラダ ○たんぽぽスープ
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 小魚、きのこ