【学校行事の様子から】「野外活動」で絆を強くしました(その1)
去る18日(金)、今年度の野外活動をふるさと森林公園において行い、全校のこどもたちがお互いの絆をさらに強固なものにすることができました。
この「野外活動」は、遡(さかのぼ)ること半世紀前(というと大層に聞こえますが、ざっくり言うと昭和40年代)、本校が積極的に取り組んでいた特別活動の校内研究の成果として約50年にわたり脈々と受け継がれている学校行事です。
今でこそ全校縦割りの活動は珍しくありませんが、当時は先進的な取組として注目されていた様子が、昨年度の創立150周年にまつわる調べものをする中で明らかになりました。
そこで、今回と次回の2回にわたり、この日の活動の模様をお届けします。
◆出発式、現地への移動、開会式
6年生は縦割り班の番号を高々と挙げ、メンバーに整列するよう声掛けをします。
暑くなることが予想されていることもあり、出発間際まで入念な健康観察が行われ、6年生はメンバーの体調について養護教諭に報告します。
今年のテーマ「みんな笑顔、みんな団結、みんなでつくろう野外活動」を掲げ、協力してよい一日にしようと児童代表が挨拶してくれました。
さあ、出発です。元気に行ってきます!
1kmを過ぎたころから急激な上り坂が続きます。気温も高くなり、班長は後ろを振り返りながらメンバーの様子をきめ細かく見守ります。

約50分後、3km余りの急坂を歩き切り、ようやく森林公園広場入口に到着しました。みんなお疲れさま、がんばったね。
公園内の最後の坂を登り切り、開会式に臨みます。
開会式では、毎年度起こしいただいているゲストティーチャーのお二方を紹介させていただきました。
お二方とも本校の元校長先生で、この野外活動の歴史的な経緯や意義を深くご理解いただき、職員を支えてくださっています。
◆ウォークラリー
簡単な諸注意のあと、さっそく午前中のメインの活動「ウォークラリー」のスタートです。
各グループで一緒に活動に取り組んだり、問題を解いたりしながら広い公園内を巡ります。
「宍道小学校の電子黒板は全部で何台あるでしょう?」・・・う~ん、難しいなあ。
フラフープくぐり、記憶力クイズ、なべなべ底抜け、風船バレー・・・思考を凝らした各ポイントの活動に協力して取り組みます。
特に高学年はリーダーシップを身に付ける機会であるとともに、全員にとって、みんなで活動することの楽しさを実感するひと時です。
(次回へ続く)
◆10月22日(火)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○鯖(さば)の竜田揚げ ○切り干し大根の炒め煮 ○さつまいもの味噌汁
ご家庭で補っていただきたい食品群 乳製品、淡色野菜